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JGC フィンエアーチェックイン JGCメンバーの品位とは。旅行者の品位とは。カオス空港⇒カオスラウンジ⇒運動会フライト⇒カオス空港⇒カオスラウンジ⇒動物園フライト⇒北京動物園?? GW北回り欧州紀行 43 

その43

さてさて、ここから長旅です。今、ブダペスト時間5/5 10:00過ぎ東京は19:00過ぎ。
で、東京に戻るのが5/6の19:00過ぎ。ここから24時間掛けて日本に帰る。
空港までは順調だってけど、ターミナルの中に入って衝撃!!
↓がフィンエアーのカウンター前。何かお祭りでもあるのか??の大混雑。

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まあ幸いな事に自分はJGCのお陰でワンワールドサファイアなんでビジネスのカウンターへ。ビジネスカウンターは幸い三人ほどしか並んでなかった。

自分の前は日本人の60代っぽい夫婦。JGCの模様でJGCカードを引けらかすように持ってる。(全く誇張なし。)よっぽどうれしいんでしょうね。
2011年に修行して解脱した時は分かりましたよ、あなたのお気持ち。でも事前に登録されてるからここでは全く見せる必要はないよw Eチケットに登録されてるからw
で、よほどうれしいのかチェックインカウンターでJGCカードと一緒に写真撮るわ、搭乗券が発券されたら写真撮るわで、Priorityのタグまで。奥さんは恥ずかしそうに止めるものの夫は聞かず、もうあちらこちらパシャパシャ・・・日本人としてちょっとw
でも、個人で来てるのではなく、阪急トラピックスのバッチを付けたツアー。
しかも搭乗券をチラ見すると、ビジネスではなくエコノミー。ラグジュアリーなツアーではなく普通の参加者のようです。でもよかったね、ビジのカウンター使えて。

しばらくするとツアーの添乗員が探していたのか走って来た。「〇〇様は優先チェックインされますが、申し訳ありません、他のお客様もいらっしゃるので、終わられたらご自身でセキュリティチェックに行くのではなく、こちらでお待ちください」。
こちらって言っても別に待合があるわけでもなく、添乗員さんの心の声を代弁すると、「団体行動って知ってる??結局荷物早く受け取ったって全員そろわないと帰れないし、ラウンジのインバイトなんてエコのカウンターでもらえるし、てか探したんだけど、マジいい加減にして。とりあえず邪魔だからその辺突っ立っといて!!」(怒)
って事かは不明だけど、なんか添乗員さんかわいそうだった。
添乗員がいる=フルパッケージなんだから、自分達がビジの料金払っててエコのツアーと一緒にチェックインするのが嫌なのは分かるけど、添乗員さんの慌て方見ると、勝手にビジのカウンターに並び替えたんだと思う。添乗員なんて一人しかいないし、しかもかなりシニアの人中心のツアーだったから、二つにレーン分けられると大変なはず。
もしどうしてもそうしたいのなら、事前に言っておくべきだし。。。
まあ別に自分には関係ないから、どーでもいいと言えばそうなんだけど、品位と言うか、この辺はマナーの違いなんだろうな、GWの東京発の直行だからそれなりに高いツアー払ってらっしゃるんで、なんかもったいないですよ、マナーがないと。

チェックインカウンターがカオス=セキュリティチェックもカオスなハズ。
結構長蛇の列でしかも日本人の多い事多い事。ここはまだブダペストなんで、ここからヘルシンキに行くとなるともっと来る訳で、なんかGWを再確認したのと、休み明けの事を考えるとだんだん憂鬱に・・・・

何とかカオスセキュリティチェックも通過してラウンジへ逃げ込む。
フィンエアーは一日二便しかないので自社のはなく、残念ながら共有ラウンジ。
ここもカオスでほぼ席がない状態。かろうじで席を確保できたので、着席。
何か混んでるストレスと先ほどの同胞の行動を見て疲れたので↓
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完全に人のせいwでもスパークリングワインを1本ずつサーブしてるラウンジは珍しい、お味もおいしく頂きました☆
しばらくすると(一般レーンの人を待った)さっきの夫婦が現れる。
当然ここはラウンジ。JGC解脱したての人には行きたくて仕方ない場所。よく分かりますよ、興奮を止められないのは十分、でも、ここでもパシャパシャあちらこちらを舐めるように、当然冷蔵庫の中とかまでw奥さんもすごく嫌な顔してて、夫婦の空気も悪いし、まわりの欧州人も怪訝な顔でおっさんを見てるけど、もう誰も止められない・・
ちょっと見てるだけで落ち着かないのでこちらが先に退散。

外に出ると↓な感じ。結構綺麗な空港なんだけど、やっぱり施設対比人が多すぎるw

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そろそろ搭乗が近くなって来たので搭乗口へ。
ゲート前は大混雑。日本人もたくさん、中国人もたくさん。JGCじじいはまだ来てないけど、今度は別の品位が微妙な人を発見↓

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あれ??Cだよね、Gじゃなくて。CUCCI??でも何かイタリアのGUCCIみたいなロゴな気が・・・・・でもCUCCIですね。
中国ではCUCCIってブランドが流行ってるのかな???
初めて知りました、驚きです!!
自分の国で偽物着るは好きになさって欲しいけど、あくまで他国ですよ、しかも本物の発祥地のイタリアを擁するヨーロッパですよ、ここは。
あ、ひょっとしてGUCCIってブランド知らないのかな、お姉さんは??
お姉さんってかただのおば〇んだったけどね。
でもこのおば〇ん、この偽物着てヨーロッパに乗り込んで来るだけあってただ者ではなかった。
フィンエアーはこんなカオスな人たちがたくさん乗り込むのに機材の到着が遅れて出発も遅れる。搭乗ゲートを仕切る人も怠慢なので列もぐちゃぐちゃ。一応グループ別にプレートが置いてあって「Group1~3」で分かれてた。優先搭乗の人はGroup1、それ以外は後方座席がGroup2、前方座席がGroup3になっている。後ろから詰めて行かないと通路が一列しかない機材なので前方が混むと搭乗に時間が掛かるので。
私はGroup1で並んでると、このおば〇んとその一味はGroup3って搭乗券に書いてるのに自分の前に並んでる。まあこの辺はしょせんそんなもんだよね、と看過。

普通搭乗券確認の際に止めるハズなんだけど、フィンエアーはその辺いい加減なのか、それとも最近中国本土に飛ばしまくってるからお得意さん過ぎて言えないのか分からないけど、まんまと優先搭乗してた。ルフトとかアメリカのエアラインなら絶対に並び直させられるけどね。
で、何か席近そうな嫌な予感してたら、的中・・・・
自分は非常口前の窓側で、その隣の中央席におば〇ん、その隣の通路席にその一味。
前の列もその一味。やばい、一味に囲まれた(涙)カオス確定・・・・
ドラクエで「逃げる」押したのに、回りを囲まれた気分

しばらくすると非常口前なので、CAが非常口席の説明に来る。
CA:「英語話せます?」
おば:(スルー)
CA:ほんのちょっとだけ?と手でジェスチャーしつつ「少しくらいは?」
おば:(スルー)
非常口前は離着陸時に荷物は前の席の下には置けず、全て頭上の収納に入れる必要があるけど、当然そんな事この一味は知るよしもない。
CAさんが説明しても全く通じないから、業を煮やしてCAさんが収納へ。
何でこの人を非常口前にアサインしたんだろ??しかも、万が一非常口から脱出するってなったら、全く意味分からないし、絶対に一目散に逃げそうなキャラ・・・
しばらくすると、今度はJGCじじいが搭乗。また機内でもパシャパシャ。
非常口を撮るもんだから、絶対映り込んだと思うので、「著作権の侵害です」って言ってやろうかと思ったけど、こちらは品位あるので黙殺したけど。
そうこうしてると離陸前から隣と前の席でお菓子の交換、途中まさかの席替えが始まり、運動会みたいな感じで超絶カオスに。
もう気が落ち着かないので本を読みながら音楽聴きながら何とか怒りを抑えつつ、
ヘルシンキへ向かった。

でも、一応この便はヘルシンキ行き、乗り換えた次の便は北京行き。。。。
しかも行きと違って入札落ちたのでエコノミー。ブダペストでインボラもなかったので、この運動会の中、レッドアイで8時間って・・・考えただけで疲れたんで、2時間フルで寝られた。(意外と考えても仕方ないことは考えない主義なのかも、僕。)

ヘルシンキ空港に15:00頃到着。北京行きのフライトは18:20なので3時間程度時間がある。ハンガリーはシェンゲン協定に加盟してるので、ハンガリーからの便は国内線みたくパスポートコントロールはない。トランジットの場合はパスポートコントロールを通過してシェンゲン外エリアに行く必要がある。その途中の通路が劇混み。。。
シェンゲン外のラウンジの評判がすこぶる悪かったので、シェンゲンのラウンジはブダペストに行く前に使った素晴らしいラウンジだったから、パスポートコントロールに行くのをギリギリにするか迷ったんだけど、もしギリギリになってイミグレ混んでて乗れないと笑えないので、結局イミグレを超えた。これが運の尽き。
フィンエアーのラウンジは昔はサウナが付いてるとかすごーく評判よかったんだけど、実際は改装中らしく、入り口には「JAL便ご利用の方は20ユーロ分のお食事券をお渡しします」と看板が。フィンエアーの客だけで大変なんで、JAL利用の人はラウンジ使えませんという意味。
ちなみに中は↓

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入り口の左側に立ってる人、立食中
どうやら、ヘルシンキでは立食パーティーが流行っているようですw
あの人達だけではなくて他でも立食してる人多数。
ここでも幸い席が確保できたからいいんだけど、一応フィンエアーの基幹ラウンジにしてはあまりに酷い。シェンゲン内のラウンジの方が遙かにいい。
何でこんなカオスなのに呑気に改装してるんだろ、しかもシェンゲン外の方が長距離だからラウンジ大事なんだけどな。。。。まあやることないし、これからのカオスな北京便に備えてワイン何杯も頂きましたけどね、お陰で立食パーティーに参加する事になった皆様、すみません、長居してしまって。。。。
フィンエアーのHPか何かで見たけど、ヨーロッパのキャリアで一番日本に就航してるのがフィンエアーらしい。東京ダブルデイリー、大阪週10便、名古屋・福岡週7便で今度が札幌も飛ばすらしい。中国も北京、上海、その他何都市かとソウル。
全部東側行きで夜出て朝着いて折り返すスケジュールだから、アジア行きの時間が集中するのもあるようで、だからより混むんだけろうけど、さすがにね。ラウンジの外もすごくカオスになってたから、急拡大のキャパないままに突っ走ったのかもしれない。
フィンエアーの帰りのラウンジ期待している人、要注意です。
だからか、味千ができたのか、この辺に。カオスさに疲れて調査忘れてけど。

www.tomigayatravel.workカオスなラウンジでほろ酔いになりつつ、時間が来たので搭乗口へ。
凄く凄く不安な中、席へ。
A350の非常口前は窓側は2席しかない。本当にお隣に誰も来ませんように、もし来るのであればちゃんと品位のある方を希望します☆と神様にお祈り。。。。
祈りが通じたのか、ドアクローズの段階で誰も来なかった☆
ちなみに、品位のある私は↓のように自席でテレビ、隣の席でフライトマップという非常に贅沢な使い方をさせて頂きました。ってどこに品位があんねん。。。。f:id:reiwa-tsuredure:20190610220022j:plain

こうやって書くと、まるで自分に品位がないかのようだけど、実は理由があって、防衛のためなんす。当然乗ってるメンバーはブダペスト⇒ヘルシンキ便に乗ってたような方々なので、席替え、お菓子交換で動き回る、大声で叫ぶ、枕を投げるなんてことは当たり前です。ちょっと空席があると荷物を投げて自分の席に一瞬で変えます。
通路側の非常口前というかバシネットなんて、最初が通路側空席で真ん中に座ってた人が離陸後空席に気づいて自分の席にしようとちょっと上品に半分だけ座ってたら、前の方の席の人がトイレに行く時に空席があるのを気づいたのか、荷物を投げて確保!!
一応半分真ん中の人が座ってたんだけどな-。。。恐ろしい。ジャイアンかおまえ!?

ってな感じで喰わないと喰われる弱肉強食フライトなのです。ブダペスト⇒ヘルシンキは運動会、ヘルシンキ⇒北京は動物園って感じで。あ、北京で時間あったら本物の動物園でパンダでも見よっかな??って余裕はフライト中は全くなく、下品とおもいつつも、上記のような正当防衛が必要だった訳です。
ステレオタイプの中国が意外と現実に即したものであることを痛感させられたフライトだった。まあこういうのに備えてきっちりワインも頂いていたのと、長旅の疲れもあり、意外と非常口+2席という快適な座席(環境は快適ではない)に恵まれ、食後すぐ
爆睡してたら、北京空港へ到着。

えー、ちょっと今回は非常に毒ばかり吐く感じになってしまい、恐縮ですw
やっぱり、品位ってすごく大事なんだな、って事を書きたかっただけです。日本人はどこに行ってもマナーよく旅を楽しんでるので、これからも評判のいい旅行者でありたいと思いました。そしてJGCになりたいと思われてる皆様、カードの威力はそれなりにあります、でもちゃんと回りの人と協調したJGCメンバーになりましょうね!!

ってすごーく斜め上からになってしまったけど、これにてこの旅の毒は出し切ったので、次回は最後の北京観光をお楽しみ下さい。

偉そうに書いたけど、ちゃんとブダペストでもヘルシンキでもラウンジで飲み食いしまっくってラウンジ〇食して、facebookにラウンジをあげる「エアポートおじさん」したことは内緒でお願いしますw

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<最終回へ続く>

 

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