せっかくのTomigaya Travelなので初めて富ヶ谷の話を。すみません、生まれ育った訳ではないですが、もう住んで6年近くになるので一応住人という事で。
でも6年も住んでるので住み心地いいんです、渋谷区富ヶ谷。
さて、最近自宅から千代田線代々木公園の駅へ行く途中にあった喫茶店が閉店され（どうやら平日昼間しかやってなかったので開店してるの見たことないけどｗ）、新しいお店に変わった。その名も「にく久」さん。まだ開店して間もないので気になってたけど、某有名歌手さんからもお花が届いているので相当ラグジュアリーと思い、なかなか入る勇気がなかったけど、HPで確認した所、7月はキャンペーンをされているという事だったので同じく隣町に住んでる友人と予約の上訪問。土曜日の夜だったけど無事予約が取れたので楽しみにして訪問。自宅から歩いて1分という最高のロケーションｗ
まず、外観、なんか「にく」と言うよりも和食屋さんの様相☆
入ると10席くらいのカウンターが並んでおり、その中でシェフが料理を。
奥から声が聞こえて来たので4人程度の個室もある模様。
ワインはメチャクチャ充実してたけど、ちょっとお値段が届かないのと、同行者がお酒を飲まないのでとりあえずビールを頂く。
献立は↓な感じ。そうです、右端を見ると開店記念で10,000円でした☆
いよいよコースがスタート。
最初は「先付」ちょうど急激に気温が上がった日なので夏らしい前菜でした。
お次は「前菜」：おっとこっちが本当の前菜でしたね。牛舌と説明されたけど、思ってたタンではなく、しっかり脂分があり、ネギとタマネギを合わせて頂きます。
すだちポン酢でさっぱり頂く。なにより面白いのが手前のオレンジの棒状のもの。
これ、からすみでした。うーん、お酒が進むようなにくい演出ｗ
次は「尾崎牛」：尾崎牛？？ってどこだっけ？？？尾崎？ジャンボ尾崎？？って歳がバレるオヤジギャグはさておき、宮崎県の牛のようです。
辛味スープしゃぶしゃぶ。カウンターに小さな鍋がセットされ、辛口スープの中でこの大量のネギをしゃぶしゃぶし、しんなりしてきたタイミングでお肉を少しだけしゃぶしゃぶして頂くというお料理。見た目通りサシが入っていて口の中でとろける感じでした。見た目は少ないように見えるけど、きっちり脂がのっているので十分でした。
そして、この脂ののったスープは後でうどんを入れて頂くのでスープは飲み過ぎないようにとこっそり教えてもらった。ネギとスープもうまく絡んでおいしく頂きました。
「造り」：右から二つ目の焼き色のついたものが尾崎牛でその他は馬肉。
この馬肉、全く臭みもなく、馬の肉なのに口の中でとろけるような食感。
牛の握りもほんのり甘くたれが塗られていて美味。極めつけはウニの寿司。
ちょうどウニの香りが全体に広がるような小ぶりなシャリも流石だと思った。
「尾崎牛 Part2」：ここでメインのお肉。と言っても随分ここまででお肉頂いてるんですが。炭火焼きかすき焼きかチョイスが出来る。自分も友人も炭火焼きをチョイス。
カウンターの前で炭で焼いてくれます。ちょっとお店が煙たくなるのはご愛敬で全く文句の付けようのないお味。ちょうどお塩と合う味で肉本来の味がいい肉はこれなんだと改めて感じさせられた。
「強肴」：季節感をとらえたメニュー。自分、豆食べられないというか好きじゃないだけなんだけど、この枝豆は豆嫌いの自分も完食できるほどおいしかった。
「食事」：締めは先ほど頂いた辛口スープで作ったしゃぶしゃぶのおだしで頂く稲庭饂飩。いいお肉のいい脂がほんのり残ったなかで頂くうどんは締めにぴったり。
「デザート」：夏らしいさっぱりしたシャーベットでお口直し。
近所だからという理由で訪問させて頂いたが、素晴らしいお店でした。
ワイナリーにはたくさんワインも置いてあったので、ワイン好きの人も楽しめそうなお店。メニューはコース料理一本のようだけど、量的にも当然質的にも大満足。
座席もゆったりしているのと、カウンターを基本にしているので騒がしくもなく、居心地がいいお店だった。
立地も代々木公園2番出口（代々木八幡駅の反対側）の目の前と便利で、井の頭通りからも至近。大通りではないので少し目立ちにくいが、人気店になるのだろう。
元々どこかでされてて移転されて来たのならすみません。
また訪問させて頂きます。あー、初の食レポは難しい、そのうちスイスの続きの旅レポも書かせて頂きます！！！
＜にく久 代々木公園 完＞
意識高い朝食を食べたい方は↓
