15分前と言ってたのにオンタイムになりようやくガイドが現れた。あまりお友達になりたくなさそうな風貌の、おっちゃん。ホームアローンの悪役のおっさん。
とりあえず名前を言ってエルサレム、ベツレヘム、デッドシー(死海)コースと言うとタブレットにあったティライミの名前をチェックした。ちゃんと電子化されてるから評判ほど悪くないんじゃん?って期待の元、今回のツアー会社Fun Timeと書いた黒のワンボックスに乗り込んだ。テルアビブ、テラビーから乗った人もいたので自分で半分くらい埋まった格好。
あまり前に行きたくはなかったけど、イタリアのトラウマもあり、2列目を確保。
ただでさえ英語怪しいからちょっとでも正確に聞かなきゃですね。
いよいよ出発のタイミングでホームアローンのおっさんが「ティライミ、外へ出ろ」と。
一応わたくしお客様ですよー!!
ただ、ここはイスラエル。とりあえず従って外へでた。続けて前の車に乗れと言われた。
どうやら人数の組み合わせ的に前の車に乗せた方がよかった模様。でも座席は何と運転席の隣、しかも運転手とティライミだけじゃなく、一列に三人乗るので隣にはアフリカ系レディが。うしろを振り向くとレディの旦那が座ってる(欧米人の見た目)ので、席を変わろうかと聞くも、広さ的に無理だと運転手に一蹴された、そんな大柄な人ではなかったんだが。。
まあよく分からないままとりあえずバスは出発。しばらくするとアフリカレディがどこから来たの?と聞いて来たので日本と回答、逆に聞くと、「ナイジェリア」と。
な、ナイジェリア??ヤバイ、いつもの国の名前聞いて知ってる話を繰り広げつつ褒めて仲良くなる戦略が使えないではないかーw
首都ってナイジェ??しばらくすると不思議なミントのお菓子をくれた。まあ食べないと感じ悪いから即頂いたけど、やっぱり不思議な味だったw
で、そんな話す時間があるのも実は不思議で予定ではエルサレム旧市街、ベツレヘムの順なので一瞬で着くはず。不安になってgoogleマップを見ると南に向かってる、すなわちベツレヘム方向。いきなりベツレヘムかよw
観光地としてはいいんだけど、パレスチナ自治区だから心の準備が必要なんすw
渋滞してたから時間掛かったけど、多分エルサレムから10km程度のところにパレスチナのイミグレ?があった。パスポートを出すでもなくガイドが窓を開けてイスラエル警察に何かを言ってパス。
すると車が止まっていきなり下された↓
何か無茶苦茶治安悪そうな匂いしかいないんすけと、ちなみに黒いワンボックスを写真に入れたのは万が一迷子になった時のためですw
落書きだらけの壁。好き勝手に書かれてるから、色んなメッセージがあるのだけど、バンクシーの作品もちらほらあるらしい。
マンデラ大統領もいた↓
エルサレムからパレスチナに入るのは簡単だけど、パレスチナからエルサレムに戻るのはかなり時間が掛かる事もあるようだ↓
そしてドナルドトランプw
嘆きの壁で祈りを捧げてたしね。しかもアメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移したし。そりゃ、パレスチナでは無茶苦茶嫌われる要素全部持ってますね。
娘婿もユダヤ系だし、イスラエル寄りの典型だからね。
この壁の上にはイスラエルの監視塔があって24時間監視してるんだって。パレスチナはテロリストがいるからって運転手が説明してた。そりゃイスラエル人だからイスラエル寄りのコメントw納得ですw
このパレスチナの壁、なかなか面白いので次回にも続きます、もちろん何でできたかもちゃんと書きます。
その28へ続く