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サダット エアポートホテル テルアビブ 路線バスの旅 ~2020欧州中東旅行 その54~

ダビデの塔を見てエルサレム観光はコンプリート。ペトラ遺跡、死海、ベツレヘムも行けてかなり満足。何かもうイスラエル観光にもかなり満足したのだけど、後半日近くある。せっかくなんで今日宿泊するテルアビブの観光もしてみよう。
ホテルは「サダット・エアポートホテル」。テルアビブ空港の近くにあるからエアポートホテルなんだけど、地図で見ると結構離れている感じ。口コミを見ても名ばかりのエアポートホテルと書かれていた。じゃあなんでそんなホテルにしたかと言うと翌日早朝6時過ぎのフライトなんです。今回のホテルは空港まで送迎付と聞いたので多少遠くてもよいと判断。
エルサレムからテルアビブまでの行き方。来る時は空港から乗り合いタクシーで来たけど、さて戻りはどうするか。
エルサレムからテルアビブまで電車が走っているのだが、エルサレムの駅が市内からかなり離れた所にあるらしく、却下。スーツケース曳いて歩く訳にはいかないので。
乗り合いタクシーも結局空港にしか行けないので、ホテルにタクシーとお願い。
「サダット・エアポートホテル」とフロントに言ったものの知名度がないのでよく分からないらしく調べてくれた。
で、ここはイスラエル。一番大事なのはお値段ですね。空港までだと280NIS、ホテルも空港に近いから同じくらいでいいよと言われた。ただ、現金ほとんど持ってないのでクレジットカードで払いたいと言うと5%エクストラチャージを取ると言われた。
まあ仕方ない。ガイドブックによるとかなりクレジットカードが通用すると書いていたけど、5%って、かなり割高。。。
10泊11日の旅なのでスーツケースが重くて仕方ない。空港まで行ってもそこでまた乗り換えることを考えると一発でホテルに行けるという楽さにまけてタクシーと。
280NIS+5%って、ほぼ1万円近くです、、、高い、高い、高い、、でもこれがイスラエル。明日朝早いし、今日はもうお茶漬けで済まそう。そんなもん売ってないけどw
フロントでタクシーをお願いして10分ほどでタクシーが到着。
大きめのワンボックスカーで、来る時の狭い(隣に座ったおばちゃんがふくよか過ぎたのが原因だけどw)乗り合いタクシーととは様相が違った。
多少ぼったくり価格だけど、毎日渋滞のエルサレムを見てると、メータータクシーに乗ってずーっとメーター気になりながら乗るのも体に悪いので固定運賃を選んでよかったと自分に言い聞かせつつ景色を楽しむ。
ちなみに全然エルサレム混んでなくてあっさりテルアビブ方面に向かう高速1号線へ。
ちょうど高速に入った辺りでドライバーが口火を切った。「日本から来たの??」
「うん」「実は3月に日本に行くんだよ、10日間で東京と京都を回る。帰りにタイにも行くんだよねー。タイ行ったことある?」みたいな話を。
日本に10日遊びに来て、帰りにプーケットで一週間遊んで帰るらしい。
なかなかセレブやね、イスラエル人w
そんな感じでやりとりをしていると山を越えてテルアビブのある平野へ入った。
が、残念なことにエルサレムとは山を越えたせいか天気が変わってかなりの曇り空。
朝天気予報見てもテルアビブが雨と出てたので覚悟はして来たけど。
エルサレムのホテルを出てから40分ほどでサダット・エアポートホテルに到着。
が、何かカードで払うと言うとUSDでもいいよとできれば現金がいいと言われる。
そもそも空港までのお値段より30NIS高い310NISを要求されてそこからざっくりカード手数料5%上乗せされて330NIS請求された。完全に1万円コース。1,000円くらい高いけど仕方ない。一応ホテルが手配したタクシーなんでスキミングとかもないしね。
iphoneのアプリで早々と決済してホテル到着。まあぼったくりカード手数料がなくても元々物価高いしね、と自分を言い聞かせる。
何か天気悪いけど厚着しすぎたせいで海岸沿いの街テルアビブではちょっと暑く感じた。あまりコンディションよくない感じですw
ホテルは小さいショッピングモールと病院の入り口みたいな所にある。
確かに空港から近くないんだけど、一応「エアポートホテル」と言ってるだけあって、空港のフライト情報を伝えるスクリーンがあった。ちょっとイラン情勢が混沌としてたので不安だったけど、特段フライトには影響がないようだ。
チェックインの際に翌朝のフライト時間を聞かれたので6時過ぎと回答。では朝3時に送迎チャーターしておきますとのこと。は、早い。。。やっぱりテルアビブ空港は世界で一番イミグレが厳しいので3時間前到着は必須らしい。フライトは6:20、空港までは20分ほどなので6時出発でちょうど3時間前なのだ。
このホテルはへんぴな立地をカバーする意味なのか17時から19時までハッピーアワーがあるらしく案内された。たまにそんな話を聞くホテルあるんだけど、だいたいそんな時間は観光しているので使った事ないけど、明日は朝早いのでひょっとしたら?と思いつつお部屋へ向かった↓

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割と広めかつベットから見るためのTVとソファーから見るためのTVがそれぞれセットされていた。ベットサイドにはUSBの差し込み口もあって充電しやすく快適。
口コミでサダット・エアポートと言いながら全然エアポートじゃないやん、って書いてる人がいて、おっしゃる通りです。
その分空港利用者へのサービスで送迎だったり機能的な部屋があるのかなと理解。
まあ物価がそれなりにするので送迎は助かります、その分宿泊費に含まれてるんだろうーけどw
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さて、重いスーツケースを置いて観光へ出発。Googleで調べても近所に電車の駅がない。かと言ってタクシー乗るにもシェケルを持ってないし。やっぱり変な所に宿を取ってしまったと反省。とりあえずホテルの外観↓
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とりあえずマックはあるので最悪夕飯はマックでいいやと思う。。
ちょっとどーやってテルアビブ市内へ向かうかなーと考えてた矢先↓
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日本食風味のアイスクリーム???抹茶味とかあんのなか??日本を広告に使うあたり、結構親日国なのかな??まあ杉原千畝さん(第二次大戦中にユダヤ人に日本のビザを発給してナチスから救った人で、イスラエルには知らない人がいないとか。)とかがいたのでイメージよいのかな??
何て呑気に歴史を振り返ってたけど、このままだとしょぼいショッピングモールで一日過ごす事になるのでGoogle先生に相談。
テルアビブはビーチで有名なのでとりあえず栄えてそうなビーチを目的地にして検索開始。どうやらホテルの前にある国道みたいな通りに来たバスに乗り、テルアビブの隣町のヤフォに行き、バスを乗り換えてテルアビブ市街地に向かうらしい。
200番台のバスなら何でもよさそうだったのでとりあえず来たバスに乗った。
多分8シェケルくらい。240円くらいなんでやっぱり高めの物価↓
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みんなICカードみたいなので乗ってたけど、そんな文明の力は持ってないので10シェケルコインを運転手に渡したら1.2シェケル返してくれた。
Google先生を見ながら乗り換えのヤフォのバス停で降りた。
一応路線図的なのを見て見ようと↓
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全く分からない、、、やっぱり海外からの観光客はタクシーを使えと言うのかw
とりあえずGoogle先生の指示したバスが来たので乗って見る。
もうコインがないので50シェケルを出した所、おつりがないと言われる。
どうやら12シェケルだから22シェケルでもないのかと言われる。
でも財布をひっくり返してもないので、コインまとめて3シェケルくらいあったのでそれを出す。運転手の自分の財布から両替できないか、と信号待ちで運転手も財布をひっくりかえしたけどおつりがない。何かすごーい気まずい空気になったんだけど、「もういいよ、仕方ないので、、、」みたいに凄く感じ悪く言われた。
一応自分の名誉のために言っておくと決して能動的、自発的に無賃乗車を狙って小銭を持ってなかった訳ではないんです、たまたま足りなかっただけなんです。
ってか12シェケル(360円)くらいする御高めな運賃なんで、これを50シェケル(1,500円)で払うのってそんな悪いことなのか??だったらクレジットカード使えるようにしておけ!!物価高いんだから。
恐ろしや、イスラエル。30分ほどバス乗るのに8+12=200シェケルだから600円もする。
何か190円でかなり遠くまで地下鉄で行ける日本ってすごいな、と思った反面、世界はこんなに物価高いので全然物価が上がらない日本が心配にもなった。。。
そんな事してたら乗客が自分一人になりより気まずくなったw
一応車窓は↓
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間違えて乗り過ごそうもんなら感じの悪い運転手がより感じ悪くなるので、
ちゃんとGoogle先生で確認してバスを降りた↓
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木の雰囲気がエルサレムとは違う。砂漠から遠くて海に近いせいか緑が多い。
悪天候と感じの悪い運転手に若干心が折れてたけど、この街の雰囲気を見て少しは前向きな気持ちでビーチへ向かう事になれた。

 

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