Tomigaya Travel

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西芳寺(苔寺) 入館料 3,000円也  いきなり京都、真夏の京都 その1

京都にある苔寺。前から気になってたのでついに今回訪問。
これで京都の世界遺産コンプリートできた。場所は嵐山とかその近辺なんだけど、何で今まで行かなかったのかと言うと、(高山寺とかの方が遙かに不便なんだが)唯一事前に申し込みをする必要があったから。
急に休みを取ることになったので(訪問予定日の10日前くらい)、急いで調べると、この令和のご時世に何とWeb申し込みではなく、「往復はがき」で申し込む必要がある。
月曜日に訪問予定だったので、無事往復はがきに訪問予定時刻が書いたはがきが返ってきた。これ、混んでる日だったらどうなんだろ、「残念ながら今回は無理です」って書いたはがきが返ってくるのであろうか???その場合は往復はがき代返ってくんの?

まあ無事訪問できることになったので予定時刻の10時に合わせてホテルを出た。
ちなみに宿泊先は京都駅前だったので、地下鉄で四条まで行き、阪急京都線に乗り桂へ。事前に調べた所、最寄り駅は嵐山線の上桂駅か松尾大社と書いてあったが、どちらの駅も駅前にタクシーはなく、歩く必要があるとのこと。春とか秋ならいざ知らず、梅雨明けの京都、さすがに歩ける自信はなかったので、男は黙ってタクシー。
桂駅から10分ほどで西芳寺に到着。

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10時開始と書いてあったが、30分前から開門と書いてあったので、9:40に到着。
既に門が開いていたので入場している人も多数。

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門は↑。禅寺ですねー。

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門ではがきを見せて中へ、中は↑。

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本堂は↑。本堂の横に受け付けがあり、そこで入館のはがきを提出し、同時にお布施?を払う。はがきに書かれていた通り、最低3,000円のお布施をする。最低って書いてあったけど、みんな3,000円しか払ってなかったような・・・当然自分も3,000円ですw
しばらく待たされてお坊さんに案内されて本堂へ。本堂にはキツキツの中、机がおいてあり、紙が一枚置いてあった。ここで写経をするのだ。本堂内が撮影禁止なので写真はないが、50文字くらいのお経を写経する。外国人も多かったので外国人用には説明の書いたプレートが用意されていた。
私語禁止とか色々注意を受けて写経開始。事前に筆ペン持ってこいとはがきに書いてあったので持っていったけど、一人に一つ硯と筆があったのでそちらを利用。
ただでさえ字が下手なのに筆ペン使えばいいのに難易度の高い筆を使ったものだから、一文字目からぼろぼろ。でも気を取り直して下記進めていくも、今度は墨が薄い事に気付き、小学生以来硯で墨を濃くして再度トライ!!今度は墨が濃すぎではみ出してしまった。今度は京都の夏の蒸し暑さが苦しめる、、、、汗は引かないは正座は辛いは字ははみ出すわでもう万事休す。写経って心を静めるためなのかなんなのか分からないけど、まあただストレスがたまるたまるw
最後に自分の住所と氏名を書くのだけど、今度はまあバランスが悪くて住所の欄が足りなくて最後の部屋番号だけ隣の行にはみ出すという恥ずかしい展開に・・・・
まあ汚かろうが下手だろうが御利益があるんでしょうという事で紙を奉納。
そもそも神様じゃなくて寺だから御利益じゃないんじゃないの?と思いつつ、本堂を後にした。別に写経したくて来た訳じゃなくて、世界遺産のお寺を見に来たんだと自分に言い聞かせ、御庭散策へ。

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岩倉具視公のなんかw↓

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庭園のど真ん中にある池。

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そしてハイライトの苔↓

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っとまあこんな感じです(笑)
あまりに自分だけ散策のスピードが早く、早々に隣の鈴虫寺に向かおうと出ようとしたら門が閉まっていたので自力で開けようと思うと寺の人が走ってきて、
寺:「もう全部お庭みはったんですか??」(こんなすばらしい寺を一瞬で見終わるなんて風情のかけらもないですなー、あ、学問ないでしょうな、あなた
ティライミ:「はい」(このぼったくり寺には失望や
寺:「ほな開けますから外の門もね」(勝手にこの厳かなお寺の門をそんな汚れた手で触らんでおくんなましー、外の門にも指一本ふれんといてね。

ちょっと脚色した日本の中心であらっしゃる京都のしかも由緒正しき世界遺産のお寺の方との会話でした。
うーん、正直ここ何で世界遺産なんだろ。。。聖徳太子の別荘だったとか色んな背景あるみたいだけど、まあお庭も綺麗ですけど、他の京都の寺と比べると、、、、
しかもお寺なのに入館料の最低価格が3,000円て。苔もそれなりにある時期だったから、訪れる時期としてはいい方だったはずだけど、ちょっとこの程度か?というのが正直な所。まあはがきでしか申し込めないので観光客でごった返す事がないからそれはいいのかもしれないけど、うーん、ちょっとというかかなり割高な気が・・・
「坊●〇もうけ」という言葉ってある種正しいのかな?と思ってしまった。

お隣の鈴虫寺の方が遙かに面白かったので、次回は鈴虫寺をレポートします。