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GW 北回り欧州紀行~準備編~航空会社選択

【GW 北回り欧州紀行~準備編~航空会社選択】2019.4.28‐2029.5.6

10連休。そんな東京で一人過ごせるほどの精神力もないので海外脱出を決意。
前回の旅行は2月に行ったインド&香港&台湾。いつもは1ヶ月前からしか旅行の予約なんてしないのに、インドに行く前から航空券だけは予約済という準備万端モード。

とりあえず日本から脱出してヨーロッパを目的地にして安く行ける方法を探すがどこに行くにも異常に高い。ヨーロッパまで直行便でエコノミーで往復450,000円とか驚愕の価格設定。そりゃそうだ史上初の10連休だから。金融機関に勤めていると10連休は結構当たり前に取れる、盆休みもなく年末年始も3が日と31日以外はカレンダー通りだから、その分職場離脱という名の5営業日連続休暇が。
だからあまり新鮮味はないけど世の中の人がみんな(と言っても当然働いてらっしゃる人はいるけど、例えば交通関係とか大好きな航空関係の人も)休みだから。

でもGWなのは日本だけだからとりあえず日本から脱出すれば何とかなりそうだ。
さてどこに出るか、うーん、とりあえず韓国、中国、台湾、香港あたりが候補になりそうだ。でも自分はJAL派、そしてJALの上級会員のJGCメンバーでもある。
JGCメンバー=OneWorldサファイア会員。
OneWorldメンバーに加盟してる航空会社に乗ればちょっとお客様扱いしてもらえる。
例えばエコノミーの激安チケットで乗る場合、
チェックインカウンターは激混みのエコノミーではなくビジネスを使える。
預け入れ荷物も優先的に出てくる、そして前の席がない非常口前の予約がしやすい
ラウンジが使える など特典が満載なのだ、だからOneWorldに乗る。
一見合理的に見えてもそもそも航空券はOneWorldに払うから航空会社からしたらエビでタイを釣っているわけでいいカモである、でももう慣れてしまったから他には乗れないのでまんまと戦略にはまり続けている訳なのだ。
ざっくりこんな戦略↓
https://www.jal.co.jp/oneworld/jmb_benefit.html

という訳で完全にOneWorld一択の旅行になった。韓国、中国、台湾、香港の中で
OneWorldに加盟している航空会社がある国は香港のみ。
香港にはキャセイパシフィックというフラッグキャリアがあり評価も高い。
そして香港空港にあるキャセイのラウンジはヌードルバー担々麺が食べられて美味。

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という訳で香港が最有力。でも香港往復がエコノミーで200,000円(JALorキャセイ)とおちょくった価格設定。と言うことで断念。となると他にはOneWorldで行くチョイスがないかと言うとそういうわけではない。OneWorld加盟でヨーロッパから来ている航空会社に乗ればいい。ヨーロッパのOneWorld加盟の航空会社はイギリスのブリティッシュエアウェイズ、スペインのイベリア航空、フィンランドのフィンエアー。
まずブリティッシュエアウェイズ(以下BA)。去年同じように直行が取れなかった時にJALでモスクワまでは取れたのでモスクワからロンドンをBAで乗った。
しかし人生で初めてのロストバゲージに遭った(詳細は後日記載。)のでそのトラウマからパス。イベリア航空は未体験だが、そもそもマドリッドとかバルセロナとなるとかなり西側というかヨーロッパの西の果てだ。ただでさえ経由便なのにちょっと遠い。

残るはフィンエアー。最近日本(アジア)に注力している。「最速ヨーロッパ」というのが宣伝文句だ。確かに地理的にフィンランドはヨーロッパの北の果てで東の果て。
アジアからヨーロッパに向かうフライトは地球の曲線に沿ってロシア上空を通過し、フィンランドを東北から南西に下って行くのでアジアー欧州の最短経路にフィンランドが位置している。そのためアジアからのフライトで欧州のどの主要都市よりも近い。
これを使わない手はないとフィンエアーが就航している都市を探す。
香港、北京、上海、ソウル。その都市からもヘルシンキ直行便が出ている。
飛行時間はソウル>上海 香港>北京の順、そして運賃はソウル以外はエコノミーで100,000円程度、ソウルのみ130,000円。飛行時間の一番長いソウルが一番高く、他はイーブン。香港は日本からの往復が200,000円なのでパス。上海、ソウル、北京のチョイス。東京との往復は北京、上海が90,000円、ソウルが70,000円とソウルに分があったが、フィンエアーの運賃が高い。合算すると中国二都市が190,000円、ソウルは200,000円と大差がない。
後はアクセス。上海、ソウルとも東京との直行便はあるがそれぞれ空港が二つずつあり上海は虹橋(東京で言う羽田)、浦東(東京で言う成田)、
ソウルは金浦(羽田)、仁川(成田)、そしてヘルシンキに行くフライトはそれぞれ浦東と仁川からしか出ていないので同じ空港ではなく現地で別の空港から乗り継ぐ必要があり、アクセス面で少し不安が残ったので、結果同じ空港で乗り継げる北京をチョイス。

東京(成田)→北京→ヘルシンキ→北京→東京(羽田)というルートができあがった。
ヨーロッパ、米国などに飛ぶ長距離便にはわずかな差額でプラス2フライトをつけられるので、ヘルシンキ+@をほぼ同額で購入できる。すなわちヨーロッパの好きな都市を追加できるのだ。今回は旅にそんなコンセプトも持ってないので(偉そうに言っていつもないが)、とりあえず今行きたい街を考える。前から行きたくて行ってない街、
「ブダペスト」という文字が頭に浮かんだ。幸いヘルシンキからはフィンエアーが一日一往復飛んでいるのでブダペストを+@に決めた。
フィンエアー(北京発ヘルシンキ経由ブダペスト往復)10万弱、
JAL(東京発北京往復)9万弱と距離と全く比例しない運賃に驚きつつも予約。
予約してから気づいたが北京はアジアからヨーロッパに向かうフライトの経路上にあるようだ。すなわちアジアで一番ヨーロッパに近い北京からヨーロッパで一番アジアに近いヘルシンキまでのフライトと言う訳でフライト時間は行きは8時間と少し、帰りは偏西風に乗るので7時間半と東京からホノルルに飛ぶような感覚。
ヨーロッパまでのロングフライトと構えていたが、実際にはハワイに行く感覚でヨーロッパに行ける訳だ。(ただ、別途北京まで行く必要があるのだが。)

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という訳で何とか天文学的な価格設定のGWをOneWorldだけで無事ヨーロッパまで安くはないが200,000円程度でBookingすることができた。
北京経由のヨーロッパが吉と出るか凶と出るか??

つづく