ムラーノ島を訪れた後はホテルへ戻って来た。夜が早いのと、よく考えたらお昼食べてなかったので早めのディナーをすることに。
前日の夜、まさかの同胞にぼったくりに遭ったので、今日は信頼のヒルトンホテルでお食事を頂くと決めていた。今度はイタリア人にぼったくられたら目も当てられないw
昨日の夜の顛末は↓
まずは軽めのイタリアビールでスタートですw
ビールと一緒にバゲットも出て来ます。
これね、今コロナの中で書いてるから思うんだけど、感染対策の観点からすると、結構原因の一つなんはないかと。
初期の頃から思ってたけど、「欧米の感染者数」と「アジアの感染者数」の違いは食文化と生活習慣の違いなのではないかと。
フランスでもイタリアでもどんな高級店に行っても、(そんな高級なとこ行った事ないけどねw)パンが出て来る訳です。それを素手で頂くわけです。そりゃフォークで食べる訳にはいかないよね、マナーの面でも。
一本数十万のワインと一緒に頂くパンも素手なんです。
日本の場合はどんなお安い居酒屋でもおしぼりは出て来ます。そりゃタオル素材の熱々でまず顔を拭きたくなるような素晴らしいおしぼりのところと、申し訳程度のペラペラな紙を濡らしたようなしょぼくれたおしぼりのところもあるけど、一応出てくる。
基本箸文化なので素手で食べるご飯ってそんなないし。「お行儀」って言葉が子供の頃から染みついてる民族だから、「行儀の悪い」素手で食べるって事はあまりしないよね。
ただ、お寿司は例外的に素手で食べるものマナー。でも、お寿司屋さんのおしぼりはタオル素材がほとんどだよね。きっちり手を綺麗にできるやつを素手で食べる前には用意している訳です。ぶっちゃけ寿司屋のメイン顧客はおっさんだから、おっさんが顔拭きたくなるようなおしぼりを敢えて出してるだけかもしれないけど。。。
そんなおしぼり文化の日本と違って、欧米はどんな高級レストランでも素手で食事食べるメニューがあるので、そりゃ感染止まらないよね、っていうのは私の持論です。
話は逸れたけど、このバゲットは当然素手で頂きましたが、イタリアなんで当然お味は最高でした☆
さて、メインディッシュはチーズリゾットです。こちらは当然素手ではなくてフォークで頂きますw
何でリゾットにしたんだろう、と思ったら、そろそろ日本食恋しい病が発症し始めてたんだと思う。旅も後半戦に突入したのでそろそろ日本的なのを食べたくなって来たので、米=リゾットだったんだと思う。
無茶苦茶おいしかったです!!前日ぼったくりに遭って(しつこいw)、まさかのイタリアでまずい夕食だったけど、ここはヒルトン、そんな不安もなく、お値段も安くはなかったけど、明瞭プライスでした。
イタリア最後の夕飯を食べてホテルの外へ。
むっちゃかっちょいい外観☆
ここは昔製粉工場だったのをヒルトンが買って改装してホテルにしたようです。外観のレンガは当時のままのようです。
↑のおじさんが製粉工場のオーナーの「スタッキー」さん。ホテルの名前は「ヒルトンモリノスタッキーベネチア」なので、ホテルの名前に残してるんですね。
ホテルのロビー↓
こんなおしゃれなスペースも。
フロント辺りに香水をまいてるのか、強力なディフューザーがあったのか分からないけど、むっちゃいい匂いがした。ヒルトンオリジナルの香りなのか、日本に帰ってきてむっちゃ気になって、新宿のヒルトンのロビーに匂いを嗅ぎに行ったのは内緒ですw新宿のは匂いが違ってて、でもひょっとしたらと思い、ヒルトンオリジナルアロマみたいなのが売ってたから買ったけど、残念ながら違ってた。
ベネチアのヒルトンのロビーのいい匂いの成分知ってる人いたら教えてください☆
屋上にテラスがあったので少しワインを頂きに行ってみる。
誰もいない貸し切りw
そりゃそうです、ストーブもないテラス、そして季節は冬。寒いから誰も来ないよね。
でも、寒い時は夜景が綺麗なので・・・↓
サンマルコ広場の鐘楼が見える。
すごーく寒かったけど、夜のベネチアが見られてよかった。
もし、またベネチアに来ることがあったら、(SPG会員だけどw)ヒルトンに戻って来たいとおもいます。
<その30へ続く 次回はいよいよパリ到着。>