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ベネチア ぼったくり レストラン 実名公表 ~2014欧州旅行記 その20~

はい、心地良いベネチアの海風に吹かれているとお腹が空いて来た。
テンションもMAXなのでいい感じモード
ベネチアはあちらこちらに色んなレストランがあり、チョイスに困る。
でもね、ベネチアは景色もいいし判断基準が甘くなるんですねー。
混んでる店かどうか、お店の空気感、常に考えて店選びしてるんだけど、、、
ぷらっと歩いていたらイタリア人のおっさんに招かれた。
ベネチアで呼び込みしてる店なんてだめですよーーーー!!
お店の外観は↓な感じ。
RISTORANTE AL COLOMBOです、覚えておきましょう!!!
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まあ日が暮れてたんだけど、入って見たら僕一人。
何となく変な空気感、あるなーって思ったんだけど、とりあえずビールを↓

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まあ一日動いてたし、ここはイタリア、ビールは旨い!!!
このビールのせいでちょっと気分が良くなっていて、イノセントにレストランの内装をパシャパシャ撮ってしまった↓

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いや、この時点で気付けよ、自分wディナータイムのど真ん中で誰もいないんだから。
まあライオンのようなこの店からしたら簡単な子羊ちゃんな自分なので簡単に料理されちゃいますw
呼び込みのおっさん(ライオン)が:「君は日本人????うちには日本人シェフがいるから連れてくるね。」
子羊:(なんか人いなくてちょっぴり不安だったけど安心!!)お願いします!!
日本語がしゃべれる中国人でもなく日本人のシェフが出て来た・・・
日本人:「ベネチアはご旅行ですか???」
子羊:(ビジネスで来るんか?ベネチア、、、)「はい。」
日本人:「どういった料理をお好みですか??」
子羊:(なんか通っぽいこと言ったほうがいいかなwって気取って)「ベネチアは海に近いから海鮮系で何かあります???」
日本人:「ではベネチアの海の幸の盛り合わせとかいかがですか???」
子羊:(即答で)「はい!!!」
日本人:「その他はいかがでしょう??パスタとか???」
子羊:「パスタおすすめあります???」
日本人:「トリュフのパスタがオススメです。」
子羊:(と、トリュフ??まあ日本人だしね大丈夫か。)「それでお願いします。」

こういったやり取りがあり、まずは前菜の海鮮チックなやつが運ばれてきた↓

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まあ見た目は普通。でもね、この牡蠣の一番手前のやつ、ちょっと緑じゃない??
色がね、相当微妙と言うか牡蠣で緑ってあかんやつちゃうん???と不安に。
でも、自分でも笑えないんだけど、「食材の見た目が悪いだけで残したら異国のイタリアでシェフしてる日本人に感じ悪いんじゃないの???」ってわけの分からない感情が出てしまい、緑の牡蠣は蛎殻のしたにこっそり置いた、、、今思い出してもなんでそんなことしたのか分からないんだけど、異国に行くと同郷だというよしみで変に気をつかってしまったんだろう・・・・まあ牡蠣は鮮度の問題だけだとやり過ごし、他の海鮮に手を付けてみるもお口に合わない。こんなの日本のイタリアンで「海鮮盛り合わせ」とか言ったらブチ切れられるレベル。
でもね、本当に何度も訪問販売にだまされる人みたく、「だまされてるんじゃない、だって日本人に人のことだます人なんていないから」的な感覚で前菜終了・・・

で、日本人シェフオススメのトリュフパスタが運ばれて来た↓

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最初はパスタそのものが来て、目の前でトリュフをスライスするスタイル。
インド系と思しき目が泳いでる30くらいの奴がトリュフスライスをパスタにかけた。
インド:「これくらいでいい??」
子羊:「もうちょっと」
のやりとりがあり出来上がったのが↑
さっきの海鮮は超絶まずかったけど、パスタはそれなり。まあパスタそのものよりもトリュフは別に鮮度も関係ないのでそれなりのお味。
でもパスタ食べる段になっても店に客が誰も来ないところあたりで少し違和感。。。。
とはいえ喜び勇んで↑の写真撮ってるあたりがお花畑な自分なんだけど・・・・

何となく不安なんだけど、何となく信じたい気持ちw
まあお腹は一杯ではないけど、お腹空いてたらホテルで食べればいいや、とお会計。

はい、250EUR。
おい、おちょくっとんちゃうか????????
で、明細を見ると↑のパスタはなんと170EUR、最初の海鮮は50EURで残りはドリンク代とチップ。
パスタが170EUR???パードゥン????そりゃトリュフですがね、おかしいやろ。
パスタが何本あるか知らんけど、一本1,000円とかするわけ、トリュフというエッセンスが付いてるだけで、いやーおかしいって、、、、
ここでやっと気づいたわけです、この店がぼったくりだと。
同郷のよしみとか、異国で大変だろうという感情を持った自分が悔しくて、「あの日本人シェフを呼べ!!!」と叫ぶものの、「彼はもう帰った。。。」。
絶対帰ってないです、あいつもグルなんだよね。へんちくりんな海鮮とぼったくりなトリュフを堪能な日本語で売り付けておいて雲隠れ。
ここで「このぼったくりー!!!」って叫ぼうと思ったものの、よく考えると、海鮮の盛り合わせはメニューにあったからお値段を確認してたものの、パスタの値段を確認しなかったことを思い出した、、、「Show me menu!!」ってここで叫べばよかったんだけど、いかがわしい日本人を異国で働く辛い日本人だと変な温情で言わずに終わった。
確かにここの店のいかがわしい日本人シェフって何となく変な感じだったんだよね、日本だとアウトローで生活できなくて流れて来た的な。でもステレオタイプだとそういう人ってフィリピンとかそんなとこに行くイメージだからまんまと騙されてしまった。
騙されたと分かっても、「異国で生活基盤がなく、店長に詰められて日本人をぼったくるよに言われたんだろう」と心のどこかで同胞をかばってもいた

一刻も早く出たいので支払らおうと思ったが、なんと現金がギリギリ足りない、、、、
こんなぼったくりの店でクレジットカードを使うのはすごーく嫌だったんだけどカードで支払い、、、、
この時点ではようやっと正気を取り戻していたのでカードを見せると裏へ持って行こうとしたのでカードの機械を持ってこさせた。固定されてるカードリーダーではなく、持ち運びできるカードリーダーが搭載されているのにカードを預かろうとしているところを見ると、これでスキミングとかやってると思うと寒気がした、、、、

 

で、ここまでの押し問答と言うか不機嫌なやりとりがある間も誰も客も来ない。地元でも有名なぼったくりなお店なんでしょう。今頃コロナの外出規制でつぶれてることを期待したいところだが、くれぐれもお気を付けを!!

こんなひどいディナーで意気消沈しつつホテルへ帰った。カードの領収書を再度確認し、徳川家康が武田信玄に三方ヶ原の戦いで負けた時に自画像を描かせたように自戒の念も込めてカード明細をスクショ。よく見ると250.00EURの「.」が「,」に見えなくもない。250EURではなく25,000EUR???250万円????もっとボラれんの????
って言うか250万円も払えまへんでー???
そもそも点の位置が違うから、250万にはならないんだけど、気が動転してるので、クレジットカード会社に電話。三〇UFJカードの紛失盗難デスクへ。
子羊:「カードが不正利用された可能性があるので直近の利用金額を教えて??」
オペレーター:「どこで利用されたかはわかりませんが、30,xxx(約3万)」

わざわざベネチアから国際電話かけて利用明細を確認するという暴挙にでたものの、250万円じゃなくて3万円でよかった☆ってなんかおかしいんだけど、、、、

まあ被害総額が限定的だったのだけど、悔しくて悔しくて仕方ない。。。。。。
呼び込みに引っかかったのは完全に自分のせいだし、日本人が出てきたら判断能力がゼロになったのも自分のせい、でもねー、なんか同胞に異国の地でひどい目にあったのが何よりも悔しい、、、ひょっとしたらあのパスタも海鮮もベネチアでは一般的なお値段なのかもしれないけど、、、
でも後日TripAdviserで確認したら、同様にぼったくられた人の書き込みが多数あった。
やっぱり僕だけじゃなかったんだ、、、、、
ベネチアに渡航予定の方、くれぐれもぼったくりにはご注意を!!!!
RISTORANTE AL COLOMBOはぼったくりレストランでーす!!!!!
<その21へ続く>

 

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