Tomigaya Travel

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コリコ ロンバルディア ~雪で閉ざされた幻のスイス旅行~  ~2014欧州旅行記 その8~

はい、まさかの雪でルートを封鎖されました、、、、
2時間以上も掛かったのにMILANOからの距離は125kmしかない。
まあ別に速い電車がある訳じゃないから戻るのも2時間掛かるんだけど、、、
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「茫然自失」とはまさにこの事で何をしたらいいか一瞬フリーズ。
ヨーロッパに来たら分単位で色んなところに行きたいタイプなんだけど、まさかのイタリアの田舎町で何もできない時間・・・・
とりあえずこの切なさを東京の友達にLINEで伝えたりしながら正気を取り戻す。
こういう時は一旦立ち止まって何をしたらいいかを考えよう。
今いるところは↓の「キアベンナ」。地図だと本当にスイスはすぐそこなんだけど、、

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ここからサンモリッツに抜けることができない。他に電車もないようなので引き返すことは確実。でもこのままミラノまで戻って何するのか??まあファッションの都なのでお買い物をするってのも一つだけど、女子じゃないので半日も買い物できない。
そりゃ宝くじでも当たれば色んなものを物色するんだけど、そんな余裕も当然無い。
かと言ってミラノ以外にどっか行くとこあるのだろうか、、まあ来る時に湖が車窓から見えたから途中よさげなところがあったら降りてみようという事で駅へ向かう。

こんな辺鄙なって言ったら怒られるけど、キアベンナからミラノに行く電車ってあまりなく、1時間に一本もない。そしてDirectはもっと少なくて途中のコリコ行きがほとんど。東京の電車で言うと田園都市線の中央林間にいる感じ。渋谷から来る電車の多くが長津田止まりでその先の中央林間まで行くのは少ない。関西だと福知山みたいなもんか。ほとんどの電車は篠山口までしか行かないからね。
でも、中央林間には小田急もあるし、福知山には京都に行く電車もあるけど、ここキアベンナはミラノ方面しかないただの終着駅。電車を待つ時間は無駄だけど、あまりサクサク来てもやることがないのも事実。天気がもう少し良ければいいんだけど、曇り空。

とりあえず一番最初に出発するコリコ行きの電車に乗りミラノ方面へ向かう。
失意の中の車窓は↓

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涙でかすんで景色がよく見えない、、、、
こんな時間にキアベンナからミラノ方面に向かう人なんてほとんどいないので電車は貸し切り状態。電車の中で地球の歩き方を拡げてみる。今日はツアーでスイスに行くつもりだったので「ミラノとその周辺」なんてガイドは役に立たないものだと思っていたが、奇跡的に鞄の中に入っていた。どうやら電車から見えるコモ湖っていうのはかなりの高級リゾートらしいことが分かった。まあ季節は冬だし、天気も酷い。
まあとりあえず何か街があるようなのでミラノまでの途中下車はできそうだ。
そんな事を考えていると電車の終点であるコリコ駅に到着↓

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駅舎もイタリア風。

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コモ湖が見えるんだけど、見ての通りむっちゃ天気悪い、、、、

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スイス側を見ると引き続き曇ってるし、そりゃ山越えは無理だと納得。。。。

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駅舎は黄色でなかなかカラフルですね。

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キアベンナとディラノの両方に行けるので割と大きめな駅ですね。

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でも、キアベンナから来た電車にすぐミラノ行きの接続がある訳ではなく、結局この何もないColicoの街で90分ほど時間を潰した、、、
やっとの事でやって来た電車。ミラノ中央駅行き。

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せっかくなんでアップで撮ってみた↓

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やっとミラノ行きの電車が来たので乗ってみる。

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ちょこっと鞄の中に座ってるワンチャン。こういう緩いのがイタリアぽくて良い。
<その9へ続く>