昨日あれだけ夜型生活がスペインにはフィットすると感じたので起きたら何か食べたい衝動に負けて早く起きてしまった。とりあえずマドリードの観光名所は王宮とプラド美術館。でも実際そんな美術に造詣が深い訳でもないので、万人が知ってるような展示物がある美術館以外はぶっちゃけ、、、ルーブルとかフィレンチェのウフィティみたく誰でも知ってるモナリザとかヴィーナスの誕生とかあればいいのだが、、、
まあ行くとこなければ行こうかと調べたら王宮もプラドも10時OPEN、やばいやることがない、と思ったけど、実は午前マドリード、午後トレドに行くつもりで来たので順番をひっくり返せばいいのだと思いついた、ティライミさん、頭いいですねw
トレドまでは高速鉄道で50分と掛からないの調べていたのでちょうどトレドに着く頃には街も目を覚ましているだろうと思い、とりあえずホテルから近いアトーチャ駅へ。
はい、アルハンブラに行くのもトレドに行くのもアトーチャ駅からなんです。
本当に便利な所に宿を取りました、やっぱりティライミさん頭いいです。
うざい自画自賛はさて置き、このアトーチャ駅、素晴らしいですね。
↑どこやねん、これって感じの熱帯雨林。
やっぱり昔植民地にしてたメキシコとかフィリピンの熱帯が忘れられないんだろうか。
とはいえイビサとか結構リゾートもまだスペイン領にあるから考えすぎかw
でも、何か熱帯雨林を駅舎に配置するってコンセプトなかなか好きですw
日本もどこかでマネしたらいいのに、まあ宮崎とかいかにもって所ではなくて、東京とか大阪で「え??何これ??」みたいな遊び心があるといいと思う。
お腹もいっぱいなので駅で買うものもないのでホームへ向かう。
長距離電車のホームにはセキュリティチェックがある、と言っても荷物をX線通してるくらいで全然厳重ではなかったけどね。
待合スペースは↓
電車にあるシートと車窓を描いた壁、この発想も遊び心があって面白い。
本当に東海道新幹線にも爪の垢を煎じて飲ませて欲しいっす。
やっぱりこういう絵を見るとホーム行く前からうきうきするよね、あれ?自分だけ?
そろそろ電車に向かいましょう。始発駅なので出発のかなり前からスタンバイ↓
ホームは隣なんだけど、長距離は出発が二階にあり、エスカレーターで一階に降りてくるような仕組みになっている。動線が固まらないようにちゃんとしてる。
さて、電車は↓電光掲示板にもTOLEDOの文字が。
AVANT(アバンド)と呼ばれている高速列車です。近距離専用のようだけど、見た目は新幹線みたいなちゃんとした高速電車ですね。
ホームとの間を埋めるようにちゃんと板が出ている↓
車内は↓で新幹線とかなり近い見た目↓
机を下ろすと↓。これなら十分駅弁食べられるスペースもあるね。
チケットは駅で購入、13.9EUR。TOLEDOはバスツアーもあるので、駅でもトレドに行きたいとツアーっぽいカウンターに行ったらバスの話になった。
電車で行きたいと言ったらちゃんとスペイン国鉄(RENFE)のカウンター案内してくれたけど。ガイドブックによると1時間以上掛かるらしいので、片道13.9EURってこともあるので電車の方が遙かに便利なんだと思った。
さて、電車は定刻に出発。アトーチャ駅を出発してすぐの景色↓
この落書きを見ると、やっぱりアトーチャ駅周辺って治安悪いのかな?と思ってしまうんだけど、実際は全然問題なかった。熱帯雨林のしたにあるベンチでずーと座ってた(寝てた?)人に警察が職務質問みたいなのをしてたから、やっぱり治安維持で頑張った事が功を奏したのだろうか。
しばらくすると朝焼けに映えるビルが見える↓
心地良すぎて寝てしまいそうだったけど、さすがにね、うたた寝するほど脇は甘くないwと言うか車窓が楽しかったから寝る間がなかったと言った方が正しいかもw
ほぼ40分でトレド駅へ到着です↓
世界の車窓からに出てきそうな景色だった。しかも本日も晴天です☆
テルアビブの豪雨と(いつもながらの)BAの遅延で悪霊を追い払ったようです。
スペインは太陽の国と言われていて、この時期雨が降ることは少ないようだけど、とになくこの空の美しいこと。ほんま感謝しかないですね☆
renfeはスペイン国鉄の略です。乗り心地もよくていい鉄道の旅をありがとう☆