Tomigaya Travel

Travel is my life

イスラエル 出国審査 解説 〜2020欧州中東旅行 その60~

おはようございます!!なんて書きながらも早いんすよ、朝が。
元々朝早めのお仕事なんすけど、さすがに2時起きは早い。
しかも今回は寝ぼけて対応すると別室送りにされると有名なテルアビブ空港。
なんなんでしょ、入国よりも出国が厳しいって。
アメリカもUKも出国審査なんてないようなもん。来る者拒み去る者追わずのスタンス。まあイミグレのテーマが不法就労とかテロリストの流入阻止だからね。
イスラエルが出国厳しいのはテロリストが航空機もしくは空港でテロをするのを防ぐ狙いがあるのだろうか。まあ昔日本赤軍がテルアビブでテロしたし、そのときは確か到着時だった気もするんだけど、911みたいなテロは確かに出国審査厳しくすると防げるかも。何かエルサレムとか死海で感動したせいか、心はかなりイスラエル寄りw

で、こんな呑気に色々書いてるのは日本で書いてるからで、この朝の目覚めはひどかった。何と雷の音でたたき起こされたんですw雷、あんま好きじゃないですねー。
さすがに雷鳴ったから「キャー!!」って叫びたくなるほど嫌いではないです。
大学の友人でいるんです、雷嫌いな子がwでも今や雷なんて絶対動じないと思うほどたくましいママになってますがw
まあキャーとは言わないにしても異国の地で朝雷で目が覚めるってよくないですね。
しかも異国の地。イランのミサイルも怖いけど雷もちょっと怖い。そしてイミグレも。
朝3時に夜逃げするようにチェックアウト。同じくらいの時間のフライトに乗る人と乗り合いタクシーに乗り込んだ。運転手に行き先を聞かれ、ロンドンでブリティシュと回答。隣のオバサンはマドリードなのでイベリアですと回答。マ、マドリード??
まさに今から行く場所です。でも残念ながらロンドントランジットなんですが、、、
BAとイベリアは提携と言うか同じホールディングに入ったんで、別にロンドンに戻らずにそのままマドリードに行く手もあったのだと後悔w
ヨーロッパの航空会社はBA+イベリア、エールフランス+KLM、ルフトハンザとその子分(買収されたスイス、オーストリアなど)で三分割されている。
同じ会社とも言っていいアライアンスなのでやっぱりロンドン→テルアビブ→マドリード行けたよねwしかも時間的にも同じタクシーに乗ってるおばちゃんがイベリアでマドリードに行く訳なんだからw完全に戦略ミスと理解しつつ空港へ向かう。
ホテルの地下駐車場にタクシーがいたので気付かなかったけど、車が外に出た瞬間に滝のような雨にさらされた。ワイパーも最速で左右に動いているけど、全然前見えない。
しかも雷の音は引き続き鳴り響くし、稲光から雷鳴までの時間が短い。
中学受験みたいだけど、雷本体が近すぎるのだ。ちょっとヤバい感じじゃない??
とりあえず早朝過ぎて車もあんま走ってないから多少視界悪くてもまあ事故らないでしょ、昨日ひょんなことからタクシーで空港からホテルを予習していたこともあり、不安ながらもちょっと安心な微妙な気持ちで空港へ向かった。
幸い予定通り20分で到着↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004338j:image
ここでも不思議なことに滝のような雨は小休止w地面は水浸しだけど。
でも、さすがはイスラエル、そんな水浸しにはなってない。申し訳ないけどヨルダンだったらターミナルビルに入るまでにジーンズの下半分変色してるハズですw
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004347j:image
日曜日に到着した到着フロアを見渡す、今は木曜日早朝。
丸三日間、本当に色々楽しませて頂きました。
さて、いよいよ戦いのお時間です↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004341j:image
写真を撮るのを憚られるような雰囲気だったので音声のみでお楽しみくださいw
テルアビブの出国審査、最初が肝心です。
まずチェックインカウンターの前にチェックがあります。
最初知らずにチェックインカウンターに向かおうとしたけど、どうやらその前に関門があることを理解し、行列に並ぶ。
チェックインカウンターに行く、飛行機の搭乗手続きをする前にチェックがあるのです。しかも手荷物検査でもなく、預け入れ荷物の検査でもなく、人間の検査。
しかもイミグレでも何でもないのです。
イスラエルの美人のお姉ちゃんにパスポートを渡す。入国審査同様にパスポートのスタンプのページをくまなく調べられる。入国の時に何も聞かれなかったので余裕を決め込んでいたら、「インドネシアとマレーシアに行った時の渡航目的は?」と。
えー???イランでもなくイラクでもなくシリアでもないインドネシアとマレーシアですよー??Why??って一瞬思ったけど、確かにどっちもイスラム圏の国ですね。
全く後ろめたい事もないので「Sight Seeing」と回答。
畳み掛けるように「誰と行ったの、一人??」と聞かれる。イスラエルも一人、マレーシアも一人、インドネシアも一人だと怪しまれるかな?と思い、「マレーシアは友人と」って口走ってしまった。どっちも一人なんだけど、どっちも友達と行った事あるから(ジョホールバルとビンタン島だけどね、どっちもシンガポールから行く)。
すると畳み掛けるように「一緒に行った人の名前を答えよ!」と。
名前聞いてどないすんねん、今電話して裏でも取るつもりか??でも、ぶっちゃけ電話したら出る時間だけどね、Tokyo timeだから、多分昼前くらいだよね。
まさか電話しないよねと自信と持って「〇〇〇〇」と回答、ゴメンね、勝手に使って、別途報告しますwイスラエル当局から質問が来たら申し訳ないので。
でも、これは結構あることらしくガイドブックによると不審だと思われたら、複数の審査官で同じ質問を代わる代わる行ってあら探しをするらしい。
よし、マレーシアには〇〇〇〇さんと一緒に行きましたと自分を言い聞かせた。

その後マレーシアとインドネシアに家族はいるか?と聞かれて「No」と回答。

ヨルダン日帰りのスタンプもきっちり残ってたのでこれも質問を受ける、「ヨルダンには知り合いがいるか?」「No」と回答。
あまりにNoばっかで逆に怪しいかも?って思ったけど、まあ嘘はないので。

ヨルダンの話で質問は終了。スーツケースに許可書と思わしきシールが貼られ、パスポートにもバーコードのシールが貼られた。
この許可書がないとチェックインすらできないのでご注意を。
でも、これで最大の難所をクリアできた。
セキュリティチェックって面倒な作業もあるけど、まあいいでしょう。
今回はBAでロンドントランジットでマドリードへ向かいます。
BAの悪魔のささやきのせいでロンドンまでプレエコにしてしまいましたw
でも今回はちゃんと理由があって、ロンドン→マドリードが最安値のエコです。
預け入れ荷物は別料金で4,000円くらいかかると書いてあった。でも、一応JGCメンバーなんで二個目の預け入れ荷物ですらタダになるんだから問題ないよね、と思ったものの、テルアビブ→ロンドンも最初は最安値で予約していたので、テルアビブでもめるのも嫌だしなーとBAの思うがままにお金を払ってプレエコにupgrade。
プレエコなら大手を振って荷物を預けられるし、スルーで預けるから「ロンドンからマドリードの預け入れ荷物代」って請求されることもないはず。
まあ座席も広いしご飯もそれなりに出るだろうしと。
でもね、本当にブリディッシュエアウェイズとは相性悪いんです。
前回のロンドンではロスバゲ、その後のスイスからロンドン便は機材故障で出発1時間遅れるわ、モスクワでは早く着きすぎで送迎の車を待つという、とにかくトラぶる。
ようやく来たチェックインカウンターでチェックイン。一応サファイア会員だし、プレエコなんで空いてるビジネスカウンターへ。
何かグラホにいけすかないおば〇んいるからあいつには当たりたくないなーと思っていたら出てきた、感じ悪いやつ↓

f:id:reiwa-tsuredure:20200126204319j:plain

この写真の方に罪はありません、ただかぶってるものとお顔が似てたんでw
でもこういう様相のおば〇んグラホ。
おば〇ん「ロンドンまで預かりますね」
ティライミ「いえ、イベリアで取ったんだけど、この後マドリードまで乗り継ぐのでマドリードまでスルーでお願いします。」
この時点で迷った、スルーでお願いするか。実際JALで成田からモスクワ、モスクワでスルーでBAでロンドンって荷物を預けてロスバゲに遭ったので。
でも今回はロンドンのトランジットは3時間あるし、ロンドン→マドリードもイベリアで取ったけど実際はBAとのコードシェアで運航会社はBA、まさかロストすることはないよね、と。
おば〇ん「わたくしどもブリティッシュエアウェイズでは別々に予約した航空券で、スルーでの荷物のお預かりは致しておりませんのwご了承あぞばせー、私は由所正しきブリティッシュエアのグラホざます」
まさにそんあ言い方しそうなスネ夫ママみたいな感じの悪いおばはんに言われて無茶苦茶むかついた。でも、すごすごと引き下がるとロンドンで一回イミグレ受けて荷物引き取ってまた荷物預けるって事をする必要がある。
「まさかUKでイミグレ通れって言ってんの??どっちもブリティッシュエアウェイズに乗るんだよ!!」って抗弁。
「我々ブリティッシュエアウェイズでは認めてない(not allow)のであしからず」とけんもホロロ。絶対Blogで悪口言ってやるー!!と心に誓い、ナウ有言実行w

まあ全く信用できない三流エアラインなんで一応乗り換えに3時間ほど取ってる。

そして怪しいトランジットでロスバゲされるよりマシだと自分を言い聞かせた。

一応プライオリティのタグ付けてるのも確認できたし、ヒースローで一回入国してやるか。

感じ悪いチェックインを終えるとセキュリティチェック↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004327j:image

ものすごくビクビクしたけど、かなりあっさりwまあ電化製品はカバンから全部出す必要あったけどホントそれだけ。まあ電化製品もいちいち別途スキャンされたけど、楽勝w

で、最後が出国審査↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004335j:image

これはもっと楽勝。自動化されてるからパスポートかざすだけ。しかも日本のパスポートだと日本語表示されるw

あっさりゲートが開いて出国審査終了!!
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004333j:image

出国審査を通過すると↓イスラエルの偉人紹介コーナー↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004344j:image

残念ながら存じ上げる人に会えず↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004356j:image

引き続き存じ上げる人に会えず↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004353j:image

で、出発ロビー。まだ早朝5時頃だと言うのにすごい人↓
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004330j:image

そしてエルアルイスラエル航空の東京就航の案内が↓CAさんもアニメ風で、この広告なかなか好きですw
f:id:reiwa-tsuredure:20200121004350j:image

テルアビブの出国審査、思ったよりも楽だったんだけど、やっぱりパスポートのスタンプはくまなく確認された。入国の際に突っ込まれなかったマレーシア、インドネシアにツッコミが入ったのでここにイランとかレバノンいたら大変なんだろう、まあそのクラスだと入国からヤバそうだけどw

出国審査そのものは機械化されてるし、ステレオタイプほどではないと言うのが正直な感想。

とはいえ、普通の空港よりも最初の質問タイムのプロセスが多いのでやはり3時間前到着をオススメします。

さて、朝食を、もちろん行く場所は一つw

 

www.tomigayatravel.work