ベン・グリオン空港に到着。
勝手なイメージだと機内から写真撮ったりすると切れられて別室に送られたりするのかな?とかちょっと考えてたけど至って普通。
ただ、色んなものがヘブライ語で書かれており、全く読めない、、、ただモスクワのキリル文字攻撃に比べると英語表記が多く幾分救われた。
ベングリオン空港の由来になったイスラエル建国の父、ベングリオン初代首相の像です↓
実物よりもスマートですw実物は髪型も鉄腕アトムのお茶の水博士に似てるのでw
イスラエルの国際線をほぼ一手に引き受けてるだけあってなかなか広い。イスラエルは周辺国と敵対してるから短距離のフライトがすくないせいか、B777とかA350などの大型機が多かった。ちなみに行きのBAはB787だった。
長い通路の↓の先にイミグレがある。
イミグレはイスラエル人とそれ以外に並ぶ。
入国書類は特に必要なく、パスポートのみ提出。
パスポートをスキャンし、くまなく訪問した国のスタンプをチェックしてる。
前にドバイに行った事あるけど、ドバイのスタンプは前のパスポート、どんだけ仲が悪いか分かんないけどとりあえずスタンプなく安心。
後はイスラム絡みってあるかな?って考えてると審査官が口を開いた。30歳くらいの髭を生やしたイスラエル人の男。
審:「イスラエルはどこに行くの?」
テ:「エルサレムとテルアビブ!」
心の中で、ベツレヘム(パレスチナ)、ペトラ(ヨルダン)も行くんだけどな、でも何か突っ込まれたら困るから内緒に。欺いたのではく、言葉が足りなかっただけなんで罪にならないw
審:「滞在日数は?」
テ:「4日間」
あ、やばいホテルの予約した紙プリントアウト忘れてたw聞かれたら面倒だなー、って懸念してたら何と簡単に青い紙(入国許可書)とパスポートが渡されて、あっさりイミグレ通過。
パスポートにイスラエルの入国スタンプがあると入国拒否する国があるので、そのためにスタンプ押さなくて済むようにイスラエルが配慮してくれたんだと。「優しい国ですね〜」って感心してる場合かっw
例えばどの辺と仲悪いかと言うと、まずはお隣レバノン。今話題の元日産社長がレバノン国籍なのにイスラエルに昔行ったらしくそれで立件するとかしないとかのレベル、どんだけ仲悪いねん。レバノンの隣のシリア。もはや国の体をなしてるか不明だけど、中東戦争でイスラエルに奇襲攻撃くらって占領されたゴラン高原がまだ帰って来てなくて絶縁状態。
その隣のイラク。サダムフセインはいなくなったけど、アメリカの手先とイラクは敵視して過去にテルアビブにミサイル打ち込んだレベル。
そしてイラクの隣のイラン。今回のアメリカとの騒動でまさにイスラエルにも攻撃するぞ!と名指しされた。ちょっと距離あるし、イスラエル関係ないやんwでもイランとは超絶仲悪い模様。基本的にイスラエルの外交上の好みはアメリカと同じなんで、アメリカと仲悪い国はもれなく仲悪いとら考えてよいだろう。
ちなみに隣国ヨルダンとエジプトとはまさかの国交がらある。まあ領土問題で過去に何度も戦争した仲なんだけど、ぶっちゃけイスラエルの背後にいるアメリカと喧嘩する不利益と、何度叩いても返り討ちに遭うイスラエルとは仲良くした方がいいと両国が大人の判断をしているのだろう。
まあそんな色々あるイスラエルだけど、菊の御紋パワーなのか特に詰問される事なく入国審査は完了。ただ、別室に送られてる人は数人見た。見た感じ中国の人、南米系の人などなど。
まあ実際パスポートにはいくら菊の御紋でもパスポートに敵対国のスタンプあったら別室なんだろう。審査官マニュアルwには多分不法就労うんぬんよりもテロ行為のリスクを重視するように書かれてると思うので、国籍は関係ないのかも。まあ日本人も昔赤軍がテルアビブ空港で銃乱射事件を起こしたことがあるので、数十年前は日本人も要警戒国だったんだろう。
さて、「Welcome to ISRAEL」です。
荷物受け渡し場。今回もBAさんなんでいちいち荷物出てくるか不安になるw
今回は乗り継ぎないから子供でもできますw
帰りはヒースロートランジットなんで、ちゃんとにもちゅののりちゅぎできまちゅか?ブリティッシュちゃん?完全馬鹿にしてるw
まあヒースローのカウンターのおっさんが優先タグ付け忘れたせいで最後の方になったけど、無事にRIMOWAちゃんと再会w
到着ロビー↑
外に出ると↓な感じ。ホノルル空港出てきた時に雰囲気が似てる、こっちの方が遥かに気を張ってるけどねw
イスラエルの国章↓これは平和を求めるシンボルとのこと。真剣に平和を求めてるかは不明だけど、街の至る所にあった。
これからエルサレムに向かうんだけど、ガイドによるとかなりクレジットカードの通用度が高いと聞いていたのだが、いくらか両替を。とりあえず10,000円、でも物価高めと聞いたので、ちょっと不安。USDも使えるらしいけど、150USDたまたま持ってたのでそのまま。ユーロも200くらいしかなくそのまま、後でスペイン行くしね。たまたまGBPが20ポンド札あったので諭吉先生とエリザベス女王を両替してもらったw 都合371シェケルになった。アルファベット表記はNISです。過去にデノミしたので、Newがついて、ニューイスラエルシェケル。
さて、両替も終わったのでエルサレムに向かう。テルアビブからエルサレムはバスで1時間程度、ただエルサレムのバスターミナルからまたバスかトラムに乗る必要がある。一気にホテルまでタクシーって手もあるけど、お値段がかなり行くらしく、300NISとか。両替した分が一気に飛ぶので乗合タクシーをチョイス。
空港着いた時の空気が治安悪そうなら多分高くてもタクシー選んだんだと思うけど、かなり先進国の雰囲気だったから乗合で。行先を聞かれ、エルサレム方面の人で満員になったら出発するしくみ。ちょうどティライミが最後の一人だったらしく乗ってすぐに出発。
隣のイスラエルマダムが割と体格がよくてらっしゃったのでかなりキツイ思いをしつつ出発。
空港には↓の看板が。
今年ついに日本と定期直行便が就航するんだよね、TOKYOと書いてるけど、キャラクターが完全にアニメなんだよね、ありがちな日本のステレオタイプw
イスラエルのフラッグシップはエルアルイスラエル航空。アライアンスはどこにも入ってなかった気がする。やっぱり敵対国多いから厳しいのかな、仲間に入れてもらうのは。OneWorldにはヨルダン、カタールいるし、スタアラ敵少なそうな気がするけど、あ、昔酷いことされたドイツのルフトがいたな、、、
そんなこと考えつつ、片側3車線の高速をひた走る事1時間ほどでエルサレム近くへ。
しかーし、無茶苦茶渋滞してて全然進まない↓
先進国で人口もそれなりにいるのに、公共交通機関は弱い模様。エルサレムの街は無茶苦茶アップダウン激しいから電車作りにくいから仕方ないのかな。
着く頃にはもう日が暮れそうだった↓
早朝にロンドンで起きて着いたらもう夕暮れ、ロンドンからとは言えなかなか遠かったイスラエル。
その24へ続きまーす!