お次は今や礼文島一番のキラーコンテンス、「北のカナリアパーク」です↓
高台にあって、ちょうど利尻島側にあるので利尻富士が綺麗に見える。
右側に見えるのが映画「北のカナリア」のロケで使われた学校の校舎。
校庭からは本当に綺麗に利尻富士が見えた↓
ものすごく逆光なんですが、私も映りましたｗ
↑が北のカナリアパークの学校です。まあ普通の建物ですが、、、、
↑もともとあったのかは不明だが、ブランコとか遊具もあってまさに小学校です。
さて、中に入ってみると↓
吉永小百合さんを中心にして6人の子役はいます。
↑は先生役の吉永小百合さんをビデオで映してました。金掛かってるなーｗ
さて、北のカナリアってなんぞやと思う方もたくさんいると思うので少し解説。
実際自分も行くまで見たこともなく、そんな名前の映画がやってたような気がする程度だったんだけど、礼文島をテーマにした映画なので戻って来てから見ました。
吉永小百合が小学校の先生で寒村の小学校なので生徒は6人。みんなで何かを一致団結してやろうと言いだし、合唱をすることに。コンクールに行ったりして仲良くやってるんだけど、みんなでバーベキューしてる時に吉永小百合さんの旦那役の人が海で死んでしまう。そのときに吉永さんが東京から左遷されてきた警察官と不倫してたとかしてないとか。そんな変な噂を立てられて逃げるようにして吉永さんは島を後にする。
10数年が経った時に6人の教え子の一人が事件を起こして・・・学校と関係のない吉永さんが孤軍奮闘して何とその一人の子にたどり着こうとする。その間に吉永さんが去った後の島の子供たちがどんな人生を歩いたかを振り返りながら。。。。って内容。
合唱する子供たちが出てくるから「北のカナリア」なんだと。
まあぶっちゃけ色々あるんだけど、要は吉永さんが病で死にそうな旦那を捨てて若い男と不倫するって映画なのです。吉永小百合さんが演じてるからなんとなく悪いことしてる感じもしないんだけど、いちいちその吉永さんを正当化するようにしょーもない描写とか言い訳が出てくるんだよね。うーん、この映画、いまいちでした。
もっと開き直ればよかったんだけど、さすがにそんな悪女の役を吉永小百合さんにさせる訳にはいかないと制作側が忖度したのか、切れ味も後味もよくなかった。
ただ、他の映画ではあまり見られないような礼文島の冬の描写があったり、まあ脚本に感化されることなく、吉永さんの美しさと礼文島の大自然の美しさだけを見るのにはいい映画なのかもしれない。ただ、内容が至極暗いのでそのご留意を。
はい、映画批評までやってしまって長くなったんだけど、北のカナリアパーク、must goです。こんなに批判したのにどの口が言ってんねんって怒られそうだけど、映画はさておき景色が無茶苦茶よいのです↓
この何もない草っ原に見える利尻富士と校舎。
映画に興味ない方も礼文島に来た際は是非どーぞ！！
＜その８へ続く＞
