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映画 パ☆テ☆オ ロケ地 ボロブドール遺跡。 平成初期の感傷に浸る 2018ボロブドールその11

第四回廊から反対側へ階段を下っていく。

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表側と違って空いているので写真も割と自由に撮られた↓

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こちらからだと逆光じゃないので青空によく映える↓

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裏口にも門番は鎮座↓

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裏から見るボロブドール↓

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ここでちょっと平成初期にタイムスリップ。
このBlogをご覧頂いている人の中間世代って多分30代だと思うんだけど、
パ☆テ☆オ」って映画覚えてる人いますか??
1992年にフジテレビでドラマでやっててその後最終回と言うか結末を映画でやるという新しい試みのやつ。新しい試みと言えば聞こえがいいが、
まあ最終回見たければ映画館に来いって上から目線の奴。

ティライミ少年はちょうど小学校6年生
ドラマの記憶はあまりないのだけど、多分夢中で見ていたので映画もみたくなり、
母親に梅田の映画館まで連れて行ってもらった。
映画の内容はネタバレになるんだけど、
主演は菊池桃子。その同級生役が加勢大周
もうこの時点でかなり時代がw
菊池桃子が婚約者で商社マンの保阪尚希と南の島(確かバリ島の設定)に
旅行に出掛けるんだけど、そこで保阪尚希は失踪。
その後うり二つの保阪尚希が出てくるんだけど、別人を装っている。
失踪も別人になって戻ってくるのも実は「すごく価値のあるお宝」のために仕組んだもので、パテオの宝石(パテオの赤い薔薇)と体にパテオが埋まった女性が交わる時にそのお宝が見つかるらしい。すごく価値のあるお宝が出現するらしい。
昔の人が隠したそのお宝を探すために物語は進んで行く。
保阪尚希はその宝を手に入れる為に菊池桃子を利用する。
可哀想な菊池桃子を助けるために加勢大周が頑張る設定。
香港のカイタック空港でパスポートないのに、
入国審査官をぶん殴って制服パクって二人で入国するとか、
国際線の貨物室に入って出国したり、ちょっとお笑い要素満載だった。
でも、贅沢なのがパテオが埋まった女性というのが姉妹で、
長女が鈴木京香、妹が松雪泰子
まだ二人とも今見たくメジャーじゃなかったから、
「誰これ?」って感じで見てたけど、この二人が今一番活躍している。
あと、本名のまま奥菜恵が出てたのも面白い。
で、クライマックスはパテオの赤い薔薇を身に付けた鈴木京香と松雪泰子がインドネシア伝統の踊りであるケチャを一心不乱に踊る↓

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まあ実際はもっと全然綺麗なんだけど。↑
踊りを踊って行くと昔の人が隠したお宝が出現する。

そのロケ地がなんとこのボロブドール遺跡
フジテレビがバブってたのか、日本がまだ弾けるバブルを理解できなかったのかは分からないけど、無茶苦茶贅沢なロケ。
バリ島の高級リゾートのロケもやってたしね。
で、そのお宝が出てくるシーンがクライマックスで、
ボロブドール遺跡のど真ん中から水が一斉に噴水のようにわき上がってくるのだ。
昔の人が何より「お宝」と奉ったのが「無限の水」だった。
と言うのがこの映画のオチです。
エンディングは今井美樹さんの「Blue moon Blue」。

ティライミ少年は「あ-、そういうオチなんだ。」と感動した。
でも、その頃はまさか将来ボロブドールに来るとも考えてなかったし、
この場所がどこにあるかすら分からなかった。
まあバリ島は分かったけどね、マセガキだったからw
いざ来てみると、本当によくこんな凄い所でロケしたな、と思った反面、
こんな熱帯雨林でそんな水って貴重なのかな?という疑問。
飲料水は貴重かもしれないけど、水そのものは潤沢にあるわけでw
こう書いてしまうと映画が面白くなくなってしまうけど、
あの昭和テイストが残ったバブルの残り香のする映画、もう一回見たいなー。
配信してくれないかなー。
FODプレミアム
って今回はパ☆テ☆オ紹介みたいになったけど、
まだまだ続きます、ボロブドール。

<その12へ続く>