突然ポエムかよwってタイトルに驚いた方、いたと思います。
でも、「初めて買ったCD」覚えてますか??
もう令和世代の人はCD買ったことない人が増えるんだろう。
itunesですらやめる時代だから音源を所有することすらしなくなり、スポティファイとかYoutubeで聴く時代になったからね。
でも、昔はCD買って聴いたり、それをカセットテープにダビングしたり、平成になるとMDに入れたりして聴いてたんだですよ。
ティライミが子供のころはCDラジカセなるものが発売されて、結構かっこよかった。
↑な感じのCDラジカセ、多分小学校の3年頃にお年玉で買ったんだよなー。
でも、これじゃ家でしか聴けないからさ、カセットウォークマンに吹き込んで外に持ち出すわけ。CDからCDとかMDのデジタル機器に焼くのハードルが高かったから、アナログのカセットにダビングするわけです。
もう平成の人、「吹き込む」とか「ダビング」で脱落してると思うけど、自分で意味は調べてね☆
カセットにダビングするにはちょっとしたコツが必要でカセットテープを買って来て録音ボタンを押してもすぐに録音できるわけじゃないんだよね。テープは最初の10秒くらいは録音できない部分になってる(茶色のテープが録音できない部分は透明。)ので、鉛筆でカセットをクルクルして茶色のテープが出て来たところからセットしないと、イントロ部分が途中からになってしまうんです。こんな感じでクルクルw↓
中学のころこの技?を使うのを忘れてダビングしたところ、t.r.fのsurvivaldAnceのイントロのところ、この歌はイントロが早速歌いだしなので、
「No no cry more泣かない思い出作ったら。この夏こそはこの恋こそは」
ってボーカルYUKIの声で始まるんだけど、
「の恋こそは」から始まるって残念な結果に。
しかもこれに気づかずに次のBoy meets Girlもダビングしてしまったから、
上書きもできなくなり、survivaldAnceの歌いだし=の恋こそはって頭に焼き付けられてしまった。
上書きはできないわけじゃないんだけど、アナログだから上書きすればするほど音質が落ちる。って小中学生の小僧にそんな音質の違いなんぞ分かったかは覚えてないけど、大事な音楽を上書きすることはご法度だった。
カセットの面白いところはグレードがあるんだよね、一番安いのは「ノーマル」、その次のグレードが「ハイポジ=ハイポジションの略らしい」、一番上が「メタル」。
飛行機で言うとノーマル=エコノミー、ハイポジ=ビジネス、メタル=ファースト。
結構これは的を得てると思う。ノーマルだとCDと比べるとほんとしょぼい感じの音になってしまう。でもハイポジとメタルの違いは正直あんまりよくわからなかった。飛行機だとそりゃキャビアが出るか出ないかとかパジャマくれるくれないとかの差はあるんだけど、ぶっちゃけフルフラットになるからいいじゃん、そんな感じでハイポジorメタルならいい音ってのが感覚的にあった。
あと、カセットテープの難しいところは60分録音できるカセットだとすると、片面30分しか録音できないわけ。片面って何??って聞くあなたは令和人です。テープだから表と裏に録音するんです。でも30分って時間が決まってるから、調子に乗ってダビングしていくと、30分終わってしまって裏面に録音されてしまうわけ。そうなると裏面は最初からだからあのクルクルしないとダメな録音できない地帯があるから表と裏をまたがって録音することは避けないといけない。だからちゃんとCDの歌詞カードに曲の長さが書いてあった気がする。でも、曲をダビングする場合はちゃんと時間を計算する必要があったので、例えば「innocent world 5:02」+「君がいるだけで 5:36」とかを足し合わせるのだ。たまにすごく短い3分台の曲があると、別にダビングする必要はあまりないけど、カセットの片側の残りが4分くらいだから入れておくかとかw面白かったw
ティライミ少年はちょっとマセガキだったので、カセットウォークマンを聞きながら小学4年とかのくせに塾に通ったりしてたw
↑は三代目くらいに持ってたウォークマン。最初に買ったウォークマンなんてリモコンなんてハイテクなものはついてなかったから、曲を飛ばすのも本体をぽちりw
二代目くらいからリモコンが搭載されるようになって、そのあとは電池が何時間持つとかそういう機能向上で差別化をしていたような気がする。
いやー、今となっては完全に歴史遺産になったカセットウォークマン、音質とかがなんかアナログで今思えばよかった。好きな歌手のアルバムは清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ったメタルカセットにダビングしたり、友達にあげるカセットはノーマルだったり、まあ一つの音楽、一枚のアルバムを聴くだけなのに色んなドラマがあった。
今みたくワンクリックで音楽にアクセスできることなんてできなくて、CDを買って来てCDラジカセで聴くか、それをダビングしてカセットウォークマンで聴くかのチョイスしかなかった。
時代は進化するもので、
CDを外で聴ける「CDウォークマン」なるものが誕生した。
このCDウォークマンのいいところ、「液晶」がある。別に大した情報は表示されてないんだけど、情報としては「何曲目か」「今何分何秒目か」くらい。ボタンを押すと残りの時間が表示されたりして、まあぶっちゃけどーでもいい情報なんだけど、なんとなくリモコンに数字が表示されるのっておしゃれだったなー。
ティライミ少年のCDウィークマンデビューは小学校5年の時、はやーw
ちなみに西暦に直しますと1991年です、古ーw
母親におねだりしても買ってくれなさそうな感じだったから、たまたま母親がいない瞬間を狙って、父親に「誕生日だからー」っておねだりをして買ってもらったw
まだブランドのイメージなんてない頃だった。最初に買ったCDラジカセもカセットウォークマン(厳密には再生機)もたまたまパナソニックだったから、パナソニックを買うものだと思ったら、父親に「音響はSONY」と言われSONYのCDウォークマンを買ってもらった、ティライミのSONY信仰はこの時に始まったんだろう。
最近iphoneに変えるまでずっとスマホはSONYだったし、このCDウォークマン以降買った音響機器は全部SONYだった。ちょうどSONYが輝いていた時代だったな。
でも、このCDウォークマン、液晶光ったりしてかっこよかったんだけど、とにかく充電が持たなくて連続再生2時間とか今では考えられない鬼畜スペックだった。
外に持ってかっちょいい機械を見せて歩きたかったんだけど、時代の最先端を行き過ぎたせいか残念ながら日の目を浴びることはなかった。中学時代はカセットウォークマンで過ごし、転機が訪れたのは高校入学。東京に出てきて学校に通うことになったので、入学祝いというか色んなこじつけをして買ってもらったのが↓
実物とはちょっと違うけど、たしか「MDコンポ」って名前だった気がする。
MDに録音できる「コンポ」。
コンポってなんぞやwもう少し小さいやつはミニコンポって名前で呼ばれていて、かっちょよかったなー。
MDって何??って言うまさかの人がいるかもしれないので一応解説しておくと、MiniDiskの略です。録音ができるDiskの小さい版、しかもデジタルだから上書きしても音質が劣化することもない。CDよりもサイズが小さいので持ち歩きも楽だし、すごく画期的だった。
家でMDにダビング(MD時代はなんて言ったんだろw)して、当然外に持って行きたくなるよね、それを叶えてくれたのは当然「MDウォークマン」↓
MDのウォークマンの画期的なところはもう一つあって、トラック毎に文字データを入力できたこと。今のipodとかに近い感じなんだけど、CDの情報を読み取ってそのままMDに流すほどの技術がなかったので、一曲一曲MDに曲のタイトルとかの情報を入力していくわけ。別に音楽聴くだけだからその曲がなんて曲か液晶に表示されるかされないかなんてどーでもいいんだけど、ちこちこ入力してた。
表示される前に当然知ってるしね。キーボードなんて便利なものはないからダイアル回しながら文字選んで。
L'arc en cielとかさ、Lの次の「'」の場所がどこにあるか分からなくて苦戦しましたよ。
DEPERTURES/globeとかだと様になっていいんだけど、アルファベットしか入らないからTanoshikutanoshikuyasashikune/Tomomi Kaharaとかさ、ひらがなの曲名なんてださくて仕方ないんだよね、「たのしくたのしくやさしくね/華原朋美」がかっちょいいかどうかは別にして。でも、画面が小さいかから、最初、8文字くらいしか表示されないんだけど、ちゃんと自動で横にスクロールして全部も文字が読めるよな作り、好きだったなー。
と、気が付いたらカセットウォークマンからMDウォークマンの変遷みたいな記事になってしまった、お前はSONYの回し者か???って言われそうです。
ってか最初のテーマなんだっけ???
あ、初めて買ったCDアルバムは何ですか??
ティライミは???そりゃもちろん「浜崎あゆみ」でしょ??
こんな書いてるんだからファンに違いないし、初めて買ったCDもあゆに違いない。
ぶー、外れです、そんな若くないです、わたくし。もうすぐ40の中年おっさんです。
さて、初めて買ったCDアルバムは次回ご紹介させていただきます!!
ティライミの事を個人的に知ってる人もたぶん外れると思います、乞うご期待☆
<その2へ続く>