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JGC修行 沸騰ワード10 宮古タッチ 準備編 

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「はいさーい」、実践編です。自分が修行したのは2011年なので今と全然状況が違っていた。民主党政権時代で景気もよくなかったし、JALも破綻した直後という事もあり、修行をするには最適な環境だった。今みたいに景気も戻ってないし、インバウンドは全然来てないし、円も80円台と強かったので。

行き先はどこにしようかな???元々出張とかGWにハワイに行ったりして自力で35,000ポイントほど行きそうだったので残りの15,000ポイントほどを狙った。
海外に行くほどのポイントも必要なかったので、国内でどこかを探した。
基礎編で書いた通り、運賃が高く、国内線は2倍もらえるので、国内の効率いいルートを探した。冒頭の写真で明らかになったようにルートは沖縄をチョイス。
国内線の修行で特にポイントになるのは「運賃種別」と「ボーナスポイント」

復習すると↓

「FLY ON ポイント」について
「フライトマイル」をもとに、下記の方法で自動積算いたします。







フライトマイル
区間マイルと、ご利用になるクラスや運賃に対応したマイル積算率により算出されます。
FLY ON ポイント換算率
日本国内線:2倍
JAL便の日本発着 アジア・オセアニア線:1.5倍
上記以外の国際線:1倍

ここでポイントになるのは搭乗ボーナスFLY ONポイント。
400ポイントもらえる運賃は下記の通り
大人普通運賃、小児普通運賃、往復割引、JALビジネスきっぷ、eビジネス、株主割引、身体障がい者割引、介護帰省割引、特便割引1、特便割引3、特便割引7、特便割引21、離島割引、特別往復割引など

ポイントが付かない運賃は下記の通り
先得割引タイプA、先得割引タイプB、スーパー先得、ウルトラ先得、当日シルバー割引、おともdeマイル割引、乗継割引28、スカイメイト、特典航空券、個人包括旅行運賃、包括旅行運賃、団体割引運賃、修学旅行運賃


結局一番効率がいいのは400ポイントもらえる運賃の中で一番安い運賃を予約すると、最も効率的になる。
すなわち特便割引21とかその辺の運賃であればフライトマイルに400ポイントが付くので効率がいい。ただ、最もいいかと言うとそうではなくて、そもそものマイルが特便割引の場合75%に減額されてしまうので、少し割高にはなるが、100%貯まる運賃の一番安い運賃をチョイスすると、100%マイル×国内線2倍+400ポイントが貯まる。
今は少し変わったかもしれないが、2,997ポイント獲得。
クラスJを利用すると10%フライオンポイントが加算されるので、
区間マイル984xクラスJ1.1倍x国内線2倍+400=2,997ポイント。
ちなみにこの時の運賃が37,470円だったので、片道のFOP単価は12.5円。マイル修行をする際にはよく出てくるので覚えておいて下さい。12.5円だとぶっちゃけそんなにお得ではないけど、欲しいFOPにあわせに行くプランだったので致し方なかった。今回は主目的は当然修行なのだが、沖縄がメインではなく、実際は沖縄と宮古島がおいしい期間だったのだ。
今は撤退してしまったが、当時は沖縄-宮古にスカイマークが参入しており、JAL/ANA/SKYの三つどもえになっており、各社が競争のためい運賃を引き下げ競争をやってた。
沖縄-宮古は距離自体が短いので、運賃は100%付く運賃を選択するインセンティブは低く、400ポイントがもらえる運賃を選択することが効率的だ。
沖縄ー宮古の区間マイルは177なので、25%減額されても大差はなく、区間マイルよりも遙かに多いボーナスの400ポイントをもらう方が大事なのである。
400ポイントもらえる一番安い運賃を選択すると、片道697フライオンポイントが獲得できた。その当時は今では考えられない4,600円。
計算すると、沖縄ー宮古間の単価は4,600/697=6.59円と破格。
ゼロから沖縄ー宮古島だけで修行をするとしたら、単価が6.59円なので50,000ポイントまでは30万ちょいになる。一方で50回で達成しようとすると、4,600円×50なので20数万円で達成することができるので、宮古島にお住まいでグロバールクラブの修行をしたい方は400ポイント付かないようなもっと安い運賃で修行すれば、20万よりも安く解脱できたのだろう。
結局破格な宮古島往復運賃を見つけてしまったので、ここをうまく使いたい。
でもサラリーマンなのでそんな簡単に休みも取得できないので、会社帰りに那覇に飛び、宿泊。翌朝から宮古島を三往復し那覇で宿泊、翌日朝から宮古島三往復してそのまま東京に戻るというルートを選択。まさかの有給ゼロでの宮古修行の日程が確定した。
2011.10.21 
羽田 20:00⇒JAL927便⇒ 那覇 22:40 ダイワロイネット那覇おもろまち泊
2011.10.22
那覇 07:30⇒JTA551便⇒ 宮古 08:20
宮古 09:00⇒JTA552便⇒ 那覇 09:45
那覇 12:55⇒JTA561便⇒ 宮古 13:45
宮古 14:20⇒JTA562便⇒ 那覇 15:10
那覇 15:50⇒JTA567便⇒ 宮古 16:40
宮古 19:30⇒RAC804便⇒  那覇 20:30    ダイワロイネット那覇おもろまち泊
2011.10.23
那覇 07:30⇒JTA551便⇒ 宮古 08:20
宮古 09:00⇒JTA552便⇒ 那覇 09:45
那覇 10:35⇒JTA557便⇒ 宮古 11:25
宮古 12:00⇒JTA558便⇒ 那覇 12:50
那覇 13:35⇒JTA563便⇒ 宮古 14:25
宮古 15:00⇒JTA804便⇒    那覇 15:50
那覇 16:50⇒JAL920便⇒ 羽田 19:10
ちなみにJAL=日本航空、JTA=日本トランスオーシャン航空、RAC=琉球エアコミューターの略。どれもJALと同様のポイント制度になっているので、修行で利用は可能。
ホテルを除いた航空券代は130,140円、獲得FLY ON POINTは14,358、単価は9.06円。
羽田ー那覇の往復はクラスJを利用。
実際にはもっと安い単価のルート、例えば海外往復に日本国内往復を付ける裏技、
OKA-SINルート(OKA=那覇空港、SIN=シンガポール空港)など海外旅行に+@で国内線を購入すると、正規運賃扱いで往復10,000という破格の裏技もあるが、週末休むこともなく、週末だけで解脱できたルートなので、ちょっと昔の話にはなるが、次回、実際に修行記を書きたいと思う。

<宮古タッチ 修行編へ続く>

 

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