Tomigaya Travel

Travel is my life

弾丸タージ・マハル その10 デリー⇒アグラ高速移動 インドが誇る高速道路とドライブイン カオスな人々と爆睡するガイド 森元総理の名言を思い出すw

その10

いよいよタージ・マハルに行く日、そしてインドを発つ日
(厳密には25時w)
最初の朝、最後の朝。実質初日の最終日w
昨日は機内食食べてから何も食べないままだったからお腹が空いて5:30に目覚める。
ガイドさんが来るのは7:00なんでそれまでに何か食べなきゃ。
とりあえずロビー階に行くものの朝早すぎるせいか朝食会場的なものはない。
やばい、このまま行くとインドの町中でサンドイッチとか食べる羽目になるので不安になりフロントで聞いた所、1Fのレストランがラウンジみたくなってて、そこにはクロワッサンとコーヒーとジュースが置いてあった。ジュースは氷ないにせよ、断念。
見た目がむっちゃうまそうなオレンジジュースあったけど、今の快楽よりは・・・
クロワッサンとコーヒーは非常においしく頂く。
朝食も終わったんでチェックアウトを済ませ(って早いw何時間滞在やねん)、スーツケースを預けて、手持ち鞄には香港で買ったエビアン750x2=1.5リットル
ロビーで待っていると、ひげ生やしてるけど、あんまにインドっぽくないおっさんが現れた。今回は専用車の一日プランだから昨日の空港送迎的なベンツを期待してたものの、おっさんに招かれて向かった車はなんとSUZUKI、インドと合弁で厳密にはマルチスズキwうーん、ベンツでなくていいけど、せめてVW的なのを期待してたので残念。専用車って言葉を過大評価してもーた、確かにSUZUKIでも専用車だからね。
運転手は髭のない、でもいかにもインド人だったけど無茶苦茶感じよかったw
髭えせインドガイトと、Non髭インド人運転手とこじらせおじさんのパーティー。
車に乗るととりあえず何か盛り上がるような話でもあるのかと思いきや、若干流暢ではない日本語で一日の流れを説明された。
「これからタージ・マハルのあるアグラに向かいます。大体4時間くらい掛かるよ。」
(よ、四時間も掛かるの??往復8時間っしょ??えー、ベンツがよかったよ、確かにマルチスズキはインドの国民車だけど、そういうローカル感じる旅行なら専用車プランとか申し込んでないすからwまあガイドと運転手は人がよさそうなんで何かあっても助けてくれるでしょう。)
「途中トイレ休憩一回入りまーす、何かあったら言ってください。」でスタート。
ホテルのあるエアロシティーはデリーの中の新興地で新しいビルがたくさんあって、JWマリオットを始めたくさんの高級?ホテルがあり、一般的なインドのイメージとは大きく異なっていたが、少し離れるともういかにもインドのカオス地帯
LAのスキッド・ロウみたく入ってはいけないオーラがプンプンw
(偉そうに書いてるけど、スキッロ・ロウなんて行ったことないですw)

f:id:reiwa-tsuredure:20190623092251j:plain

たぶんこの辺がカオスなのではなく、ホテルの回りだけが異質な模様。
多少不安になりながらもデリーの街を進んで行くと車は高速道路へ。
どうやらこの高速が最近出来たことによりタージマハルのあるアグラへのアクセスが大幅に改善した模様。
週末ともなるとバイク愛好家達がドライブついでにデリーからタージマハルのあるアグラに大挙して押し寄せるとのこと。
空はあいにくの曇り空というかPM2.5空というか無茶苦茶空気が悪い・・・
よくこんなところでバイクなんて乗れるなとある意味感心したw
インドの人は慣れているようで運転手は窓を半開きにしているので外の悪い空気がどんどん中に入ってくる。日本から本格的なマスクは持参したものの、さすがにちょっと窓が開いているだけでマスクするのは感じ悪いので断念・・(変な所気を遣う・・w
高速道路は↓な感じ

f:id:reiwa-tsuredure:20190623095236j:plain

インフラが先行しているだけなのかそれとも需要を完全に読み間違ったのか高速はガラガラwただ、ここはインド。道の端がお手洗いと勘違いしている人をアグラに到着するまで何人も見た。高速なのにヒッチハイクしてる人もいた↓
f:id:reiwa-tsuredure:20190623095720j:plain
明らかに積載量をオーバーしたトラックw(積載基準がインドにあるか知らんけどw)
f:id:reiwa-tsuredure:20190623095536j:plain

こんな荷物落ちてきたら発狂する-!!と見ていると、助手席のガイド、寝てる・・・
まあ片道4時間だからガイドがずっと話して相槌を打ち続ける事を考えると、元総理の森喜朗さんじゃないけど「寝ててくれたら」いいんです。自分もここがインドであると気を引き締めつつも、全く変わらない景色「立ち〇〇〇のおっさん、高速のヒッチハイカー、重量オーバーのトラック」の無限ループと変わらない車窓↓

f:id:reiwa-tsuredure:20190623100345j:plain

に飽きが来てウトウト・・・そうこうしているとガイドが目を覚ましたいのか、
ドライブインで途中休憩。↓

f:id:reiwa-tsuredure:20190623100937j:plain

↑に出てるようなインド料理が並んでた。が、(朝ご飯でお腹がいっぱいだったので)何も買わなかった。まあこれがヨーロッパのドライブインだったらサンドイッチ買ったり、日本ならおにぎり買うくらいの空腹感だったけど、残念ながらインドのドライブインには食欲をそそられるものはなかった、、、ぶっちゃけ朝はクロワッサンだけだったので少しお腹が空いて来たけど、まだ目的地までの途中、我慢です。

空腹より困ったのが何より空気が悪いこと悪いこと。野焼きの匂いかPM2.5の匂いか分からないけど、目もかゆくなるし、そもそもとても天気悪い事に若干凹んできた。
日本で見た天気予報は「晴」だったのに。
インドに着いて見た天気予報は「hazy sun」。全然Sun見えないすけど、ただのヘイズじゃん。この旅は美しいタージマハルを見るというのが主目的(香港で友人に会うのも目的)で、タージマハルありきで始まってるのに、それが曇って見えないとかありえん。
今まで結構海外行ってるけど、大事な所は大体快晴だった。去年のスイスはマッターホルンがひたすら快晴だったり(タージマハルの旅行記終わったら書きます!!)、一昨年前に行ったニュージーランドは天気が快晴じゃないと飛ばない、しかも10日に1回しか飛ばないセスナに乗ったりできたので、今回も無茶苦茶自信だけはあったんだが・・
こんなチキン過ぎるインドツアーにしたことにヒンズーの神様が切れたんだろうか・・
(あ、タージマハルはヒンズーではなくイスラム教です、そもそも間違ってるw)
失意とほんの少しの空腹を知るよしもないガイドはドライブインを出るとすぐ爆睡ZZZ

しばらくすると料金所へ。さすがに料金所は渋滞してたw
f:id:reiwa-tsuredure:20190623102210j:plain

f:id:reiwa-tsuredure:20190623102341j:plain
料金所を越えるとまたあきるほど見た景色が↓

f:id:reiwa-tsuredure:20190623102627j:plain

この同じ景色に発狂することにすら飽きてきた頃、
ようやくタージ・マハルのお膝元アグラに到着。

その11へ続く

D28 地球の歩き方 インド 2018~2019 (地球の歩き方 D 28)

D28 地球の歩き方 インド 2018~2019 (地球の歩き方 D 28)

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

www.tomigayatravel.work