その24
さて、ヘルシンキ最後の晩餐。一度火が付いた日本食食べたい病は治る気配もなのでホテルに着いてからも必死で日本食を探す。ホテルから10分ほど歩いた所に繁華街があってそこには日本食レストランがそれなりにある模様。外は雪から雨になっていて気分は全く乗らないがホテルで傘を借りて出発。
寒いし天気悪いし、、、もう観光するところがないからいいけど、イタリア行く前に立ち寄ったヘルシンキの天気がこれだったら無茶苦茶嫌いになった自信があるw
そんな文句を言ってたら発見、日本食レストラン、チープそうな寿司屋☆
明らかに中国系か韓国系資本は経営してるような雰囲気だったけど、まあいいや。
そんな本物のお寿司なんてヘルシンキで食べられるなんて一切期待してないからとりあえずサーモンのにぎりでも食べられれば十分だ。
店に入るとフィンランドGirlが席に案内してくれる。「ビュッフェorアラカルト」と聞かれる。ビュッフェって寿司食べ放題??なんかご飯カピカピになってそうで嫌だったからアラカルトをオーダー。
見た目は普通、そして味も至って普通。米は少し硬かったけど、まあ日本食食べたい病を沈静化させるには全く問題ないレベル。サーモンはシャリはあれだけど、さすが本場に近いだけあっておいしかった。お味噌汁も飲みたくなったのでメニューに3€と書いてあり割高だと思ってオーダーしたら「ビュッフェ」にあるからご自由にとのこと。
え、?と思ってビュッフェに行くとアラカルトでオーダーした寿司が並んでいて味噌汁もあった。って事は結局ビュッフェ一択ってことか?この店は?
ただ、お会計はビュッフェより少し安いアラカルトの料金で味噌汁代は請求されなかった。3€の味噌汁はどうやったらオーダーできるのであろうか??
とりあえずお腹も満たされたのでしばし散策。
散策と言っても天気も悪くて観光って感じではないので複合ビルの地下にあったスーパーへ、ヘルシンキのど真ん中にあるせいか24時間営業のようだ。
北欧とは思えないラインナップ・・・
やっぱりプロテスタントはお金はあるので遠方から買い付けられるのだろう。
レタスは寒冷地でも育つから国産なのだろうか、外は雪なのに新鮮な野菜と果物が並んでたのは驚いた。
さて、スーパーの散策はしたけど、他に行くところがないのがヘルシンキ。
でも白夜のせいで暗くもならないがやることがない。(こんなディスっていいのかw)
ただ、ホテルが中央駅の隣ということなので、元鉄っちゃんの自分としてはこの上ない絶好のロケーション。(中央駅の隣のホテルなんて普通ヨーロッパだったら治安悪くて仕方ないから絶対に避けるけど、ここはヘルシンキの唯一?の素晴らしいところで全く治安に問題なく、ただただ利便性だけを追求できるのはよろしい。)
こういう電光掲示板見ながら行き先への思いを馳せるってのも旅の醍醐味ですね。
(駅を見るとなぜかヘルシンキつまらないとか言わなくなったw)
↑の左下、すごい見にくいけど「St.Peterburg」の文字が!!
ヘルシンキからサンクトペテルブルクまでは特急ALLEGRO号が走っていて、朝便に乗って終電で帰って来るとヘルシンキから日帰りで行けるらしい。
ロシアに西側諸国から電車で日帰りできるってすごい。ってまた昭和っぽさがにじみ出たけど、このルート使う人は多いようでツアーも何種類かあった。
実は今回サンクトペテルブルグ日帰りも組み込もうかと悩んだのだが、
イタリアとサンクトを天秤にかけるとやはりイタリアが圧勝し、見送りに。
昨年初めてモスクワに行ったのでまあロシアは一回行ったしという事でも見送りに。
次回ヘルシンキに来たときはぜひ行ってみたい。(当然乗り換えのヘルシンキですw)
駅も堪能したのでホテルに戻ると、自分の部屋に行く途中に↓の表示を発見!!
あ、サウナね。確かにフィンランドと言えばサウナだ。あったじゃん、まだ観光名所、よかったね、ヘルシンキwとりあえず中に入ってみると誰もいなかったので、
サウナの様子を撮影させて頂いた↓
日本にあるのとまったく変わらない。あまりサウナ好きな方でもないんだど、せっかくフィンランドに来たんだから話のネタに行くことに。流儀もよくわからないけど、とりあえず水着は持ってきたので部屋で水着に着替えてTシャツを来てサウナへ。
シャワーで体を洗い流してサウナに入る。日本にあるのと同じスタイルで灼熱の石に水を掛けて熱気を出すスタイル。誰もいないから水を汲んできてジャバジャバ掛けまくったおかげで中はすごい熱気。汗が滝のように出たんで、これで風邪の菌も飛んだっしょ!?というか風邪より先にアルコールが飛んだかもしれないが。
しばらくすると一人白人のおっちゃん(とはいえたぶん自分より若い)が入って来た。
「石に水掛けていい?」と聞かれたので、「もちろん」と回答。
白人の人が「ポーランドから来たんだけど、ポーランドにはばしゃばしゃかけるやついるんだよね」
私:「日本にもいるよー、そういうやつ!!」(さっきまでの自分ですが、何か?)
どうやらマナー的にはバシャバシャかけるのは慎むべき、そして水を掛ける際にはほかの人に一声掛けるのがマナーのようです、覚えておきましょう。
もともと得意ではないので、「お先に」と声を掛けて出た。
長旅?の疲れとサウナ疲れもあり、部屋に戻ったら即就寝。
<その 25へ続く ハンガリー編スタート>