その 19
LA SPEZIAの港で待ちに待った船が到着!!私が乗り過ごした船が到着!!
乗り過ごしたときにちゃんと船の写真を撮っていたので、船舶番号?の数字も合致!!
まるで第二次大戦の後のシベリア抑留から帰国する人を待つ舞鶴港の様相。
(すみません、そんなご苦労された方とは全然違います、思い込みとお酒のせいで集合場所を間違ったアル〇気味のおっさんと呑気な日本人家族なだけです 涙)
妻:「一番最初に出てくるよね、当然」
夫:「そりゃそうだよ、置いて行ったんだもん」
私:(懲りないな、この人たち、おめでたいとしか言えねーww)
でも一番最初はおろか一向に出てこない。あれー??と思っていたら携帯にショートメールが届いた、ガイドからだ。
ガ:「今船に乗っているから10分で到着しまーす」
あ、そっか、ギリギリ乗り過ごした船は次の観光地でお客さんを降ろして、別の観光終わったお客さんを乗せてこちらに来た模様。
ガイドと私たちのパーティーは次の船で来る模様。
一応ショートメールを見せて家族を安心させる。
夫:「英語わかりませんが、お兄さんいてくれるから全然心配してません」
(お礼にビールくらい頂きたい気分ですよ、こっちはw相当喉が渇いて来たのでトイレ行くって言ってオープンテラスで一人でビールを頂く☆)景色は最高!!
しばらくすると無事船が到着。奥様の願望?とおり、一番最初にガイドが出てきた。
ガ:「Nice to see you again!!」(まさかの予想通りのあいさつw)
そして家族はなぜかバツが悪そうに少し離れて待機。。。
しばらくするとランチでご一緒だったタイ人ご夫婦が出てきて、奥様の方が、
「心配したわよー!!」って言ってハグされました。(なんていい人やねん!!)
まあ完全に自分のミスなんだけど、無事同胞を路頭に迷わせることなく、合流できて本当に良かった。自力でフィレンチェに帰ることもなく、ちゃんとバスでホテルまで帰れるし、フィレンチェ駅をこんな疲れた中通った時に邪悪なイタリア警察に尋問されるリスクもないので。
まあ迷子になったものの、帰国してからお客さん向けに送ってる旅行記や、立ち上げようと思っていたこのBlogに書くネタができたな、とほくそ笑みつつバスに乗車。。。w
さすがにワイン+ビール⇒マラソン⇒船乗り遅れる⇒しばらくガイド⇒ビールという
最も体が疲弊しそうな一日を過ごしたのでバスでは二時間半ほど爆睡し、
20:00頃フィレンチェ到着。バスの中は日本人家族ともタイ人ご夫婦とも別に座っていたので私が先に降りたようだった。タイ人ご夫婦が降りてきたので、お礼を言ってお別れし、次は日本人家族の旦那さんが出てきたのでお疲れ様でしたとあいさつ。
奥さん待とうかなと思ったけど、まあこっそり立ち去ろうと変に格好つけてホテルに向かって歩いていると、奥さんが「おにーさん、ありがとー!!!」と言って手を振ってくれてました。「お元気でー!!」ってこちらも手を振り返し、ってなんやねんこのシチュエーションwww
チンクエテッレ=5つの街だけど、もともとこのツアーは4つしか行かない予定の上、1つ行きそびれたので、3つの街しか行けないトレテッレツアーになってしまったけど、訪れた3つの街はすべて美しく(4つめも絶対きれいだったはず)、
3つの街しか行けなかったけど、5つ☆をあげたいと思います。
お後がよろしいようで。
ホテルに戻ってから疲れがどっと出てとても外にご飯を食べに行く元気なんぞないので、ホテルの1Fのレストランで「イタリア最後の晩餐」を頂くことに。
まあここは残念ながらミラノではなくフィレンチェだけど。
パスタにしようかな、メインはビーフかな、やっぱりシーフードかな、と考えるほど思考回路も回ってないし、そもそもそこまでの食欲はなく、クラブサンドをオーダー↓
もうちょっとがっつりしたものかと思ったら意外とフォトジェニックな上品なのが☆
手前のソースも「てりやきソース」と書くとチープな感じがするけど、お上品なソースでポテトにもよく合って意外とあっさり感触。ビールもちょっと飽きたのでワインを頂き、そろそろお会計しようとお願いしたら、英語の発音が非常に悪いせいか「Menu下さい」と思われたようで(ひょっとしたらクラブサンドごときでは返さんぞ!!という意思表示の現れだったのかもしれないけどw)、Menuを持ってこられた。
サンドイッチを食べたせいか胃が活性化して来たようでもう一品くらいいけるかな?とオーダーしたのが↓
何かこれもすごくフォトジェニックでイタリア人の料理への執念を感じた。
しかもちゃんと素材の味を守っていて、引き続きおそるべしイタリアw
こんなおいしいご飯だされたら飲まないといけないので、赤ワインのお代わりを。
もう朝からどんだけ飲んでんの?ってくらい飲み続けてたので、食事が終わって部屋に戻るとバタンキューww
昭和感が出すぎたのでそろそろ今回はこの辺で。
<その 20へ続く>