その13
おいしいサーモンサンドイッチを頂いてしばらくするとチンクエテッレの入口到着。
チンクエテッレとはイタリア語で「5つの土地」と言う意味で地中海に面した5つの風光明媚な街があるエリアの事を言う、もちろん世界遺産。
後で重要になるのでまず地図を↓
方位で言うと、モンテロッソが一番北、LA SPEZIAが一番南。フィレンチェから来ると南から北上してるくるので、最初はLA SPEZIAの街に到着する。
LA SPEZIAはイタリア海軍の軍港でもあり、この辺では最も栄えている街とのこと。
世界遺産になるような街ではない(かなり近代的に栄えてしまっているので)ので下車はしないものの、最後は船に乗ってこの街に戻って来てここからバスでフィレンチェに戻るとのこと。車窓を見つつ帰りのバス乗り場の説明。この街もマリーナがあってヤシの木の道があって十分風光明媚なのだが。
しばらくするとバスはどんどん山を登って行き、最初はマナローラの街に到着する。
だた、海沿いに道はないのでマナローラを見下ろ高台で一旦バスを降り、そこから歩いて山を下って行きマナローラの街へ向かう行程。
草むらこしにしか見えないけど、マナローラの街がわずかに見える、そして朝フィレンチェでは雨だった天気が快晴に、Viva晴れ男!
ここからガイドに着いて行き10分ほどでマナローラの街に到着。
こういう地形になっていて、山に囲まれるように街が所狭しと並んでいる。
この街での自由時間は1時間なのでここからフリーで町歩きを開始。
街の途中から振り返るとカラフルな町並みが山に沿うように建っているのが分かる。
海に出ると、絶壁にカラフルな家が絶妙なバランスで建っている。
そして青い海とのいいコントラスト。ザ・チンクエテッレというイメージ通りの絶景が目の前に現れてかなりテンションが上がる。家並みの向かい側の山を登って行くと、
少し絶景の見え方が変わって来る。
一番上まで登ると木とのコントラストもあり、素晴らしい。
しかし、何かよくこんな断崖に家を建てたもんだと思うのと、よくカラフルに塗ったものだ。この辺ってやっぱりイタリア人のセンスなのかな。
アングロサクソンには絶対できないような芸風を持ってる、イタリア人、さすが。
と感慨に浸ること30分ほど。ツアー集合場所に行くと、ほとんどのメンバーは既に集まっていた。すごい、10分前行動ができる人たちだ。時間厳守のパーティーの模様。
ただ、一緒に来てた日本人家族はなかなか来ない。そしてやっとオンタイムで到着。
この家族はお父さんが人がよさそうな感じの人でたぶん30代、奥さんも30代かなとおもうけど、落ち着いた感じのこれもまた人のよさそうな感じ。お子さんは6-7歳くらいでゲームとかむっちゃ強そうなめがねボーイでパパッ子ぽい感じ。
日本人が時間ぎりぎりってちょっと違和感あったけど、無事全員そろったので電車に乗って次の街へ。
<その 14 ヴェルナッツア チンクエテッレツアー Vol3 へ続く>