その 12
ホテルに戻ってもまだ外は少し明るかったので、テラスへ。
夕暮れに染まるフィレンチェ、なかなか素晴らしい。(おっさん一人旅・・・)
西の方の空を見ると↓
明日はあちらの日が沈む海に向かう。今回の旅の一つ目のメインである世界遺産「チンクエテッレ」ツアー。日本でVeltra経由で申し込んだ。ホテルから歩いて一分の所からバスは出るというロケーションも気に入ったので。
朝7時出発なので早めに寝よう。っと思って部屋に戻ったものの、なかなか寝付けなさそうだったからホテルの1Fにあるバーへ。
カウンターが円形でむっちゃおしゃれ。これもイタリアがなせる技か。
こんなシャレオツなバーカウンターを見てしまうと飲まない訳にいかない。
(飲むために降りて来たし、どっちみち飲むんだけどね。)
メルロー、だったと思うけど、飲みやすくて二杯頂き退散。
寝酒が功を奏したのかシャワーを浴びて無事就寝。
5/1(水)令和元年初めての朝@フィレンチェ。
今日はチンクエテッレ。朝6時過ぎに目が覚める。外を見ると曇り。ちょっと気になったのでテラスに行ってみると何と冷たいものがポトポト落ちてくる、まさかの雨。
せっかくこの日のために頑張って貯金して来たのにー!!と言うと大げさと言うか嘘になってしまうけど、10連休中で最も晴れて欲しい日に朝から雨でテンション急降下↳↳
とりあえずご飯でも食べて景気をつけようと1Fに降りてフロントへ。
自分:(もともと朝食付けてなかったんだけど)「朝食会場はどこ?」
フロント:「残念ながら7時半からです、それまでそこにサービスのパンとコーヒーがあるのでご自由にどうぞ」
あ、これインドでもあったパターン。朝食のスタートが遅いホテルは早朝出発の客向けにクロワッサンとかコーヒーを無料で用意してる事があってここもそうなようだ。
ただ、本当にクロワッサンとコーヒーだけしかなく若干凹んだけど、無料だから文句は言えない。イタリアのおいしいクロワッサンとコーヒーでほんの少し元気を付けてから出発!!と言っても歩いて2分でバスツアーの集合場所に到着。
集合場所がカフェになってて、そこで自分の名前を言って登録するシステム。
ってカフェなんでここにはクロワッサンだけじゃなくてもうちょっとちゃんと具が入ってるサンドイッチとかおいてあったので、貧乏性過ぎて無料のに飛びついた自分を反省しつつ、出発まで待つ。ちょうど朝7時だったのでカフェにあるテレビでは7時のニュースらしいのがやってたけど、トップニュースがなんと「新天皇即位」!!
東京から中継やってたりと世界的に関心が高いのが少しうれしかった。
しばらくするごイタリア人のガイドが「出発!!」というのでメンバーがバスへ。
今回のツアーのパーティーは総勢20名程度にガイドが一人。
ガイドはイタリア人?っぽい人、中国系の人が6人ほど、白人系の人も8人程度、日本人は私と3人家族の4人。
バスは大きめの二階建てバスで自分は二階席を確保。二階席の一番前の景色のいい席は白人の人グループと中国系グループがお座りに。
出発するとガイドが全員の所を回りつつ名刺を渡し、解説が始まる。
スペイン系の人が多いのか、解説は英語、スペイン語の順で二カ国語。
何で名刺なんてくれるんだろう?と思っていたら、確かに電話番号は書いてあるんだけど、半分は他のツアーの宣伝っぽく、解説始まっても「ワイナリー見学ツアーやってるよー」とかしきりに宣伝してたから、捨てる訳にはいかないからとりあえず財布にしまっておいた。(本当この名刺捨てなくてよかったんだけど、理由はおいおいご説明)
チンクエテッレまでは約2時間のバス旅。ガイドは宣伝が終わるとちゃんと車窓の解説を始めた。途中はイタリアの田舎町を通るルートなので、のどかで雰囲気は最高。
そしてフィレンチェ出るときは悪かった天気も海に向かうにつれて徐々に快方に。
地図で考えるとイタリア半島の真ん中より少し北側の中心から真っ直ぐ西に向かって一直線に行くので、日本と同じか分からないけど、(たぶん天気って偏西風影響するから合ってると思うけど)西から順に天気が変わって行くのであれば、西に向かって行くと天気がよくなるって事はこれから天気がよくなる事のようだ。
途中ルッカの街などを通り、フィレンチェを出てから1時間ほどを過ぎると海に当たってそこから北上を始める。北上して15分程度で休憩のためにサービスエリアへ到着。
何か天気がすごくよくなって来たー!!Viva Italy!!
天気がよくなって来たのでテンションも上がって来るとお腹が空いて来たので、
サーモンサンドイッチを頂く。ちょっと写真がうまく撮れなくて残念なんだけど、
中にはリコッタチーズとルッコラが入っていて、サーモンとすごく合ってた。
その辺で食べるサーモンのマリネとかよりは遙かにおいしい。
サービスエリアの売店で売ってるパンですらこんなにうまいって恐るべしイタリア。
一緒に頼んだコーヒーもおいしくて最高!!
<その 13 マナノーラ チンクエテッレツアー Vol2 へ続く>